昨夕、こんな感じで西の空に「天使の梯子」が見えました。
大気中のティンダル現象。雲間から光が漏れて太陽光線の柱が地上へ降り注いで見える現象です。「天使の階段」、「薄明光線」、「光のパイプオルガン」(宮沢賢治)ともいいます。
私は長らく、「天使の柱」と言うておりました。美しくて素敵です。I feel God ですわ。
八重桜もそろそろ終わりですかね。今は花水木が真っ盛り。白やピンクがかわいらしく咲いてます。
昨日、私59歳になりました。やれやれです。
前にも書きましたが、初めて台本をいただいたのが、43年前の高校1年生。やっとこさ演劇部に入ってすぐの新入生歓迎公演。確か「幽霊学校」でした。夜な夜な幽霊が出没するという学校へ真相を探りに行く高校生たちの物語でした。現れる幽霊も、学徒動員されて空襲で亡くなった16歳の少女という設定でした。
あの頃の高校生って何であんなに貪欲だったのでしょうね?なぜ普通に、あんなにのめり込めていたのか。当時はそんな自覚は全くなかったけれど、あの新鮮味と集中力はどこから来ていたのかしら。ひょっとして、すべてが新鮮で面白かったから?
…大事なことです。 若き日の自分に学びましょう。
「海を泳いでる最中には海の広さはわからんよ」(「バガボンド」胤栄)