神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

🎄Xmasやでぇ

2020-12-17 23:51:02 | 演劇

 クリスマス礼拝に出られないので、前倒しで先週教会に行ったら、コロナの感染症対策のため閉まってました。神さんあんたもか!とも思ったけど、仕方ありまへん、礼拝は人間がするもんやから。でもせめて日曜の朝には牧師はおってほしかった (>_<)

 クリスマスと言えば、私は「ダイハード」です。観た人はわかりますよね。ラストのタイトルロールはクリスマスソングと被って印象深かったですね。

       本編でB・ウィリスはこんなんかぶってません

 今、私、手の爪が長いんです。週末には切るのですが、それまで長い。もう3週間くらい伸ばしています。何でかは、また後日…。ゴジツと言えばゴディバ。昨夜、稽古場でいただきました。棒手原氏のおみやでした。美味しかったです。チョコレートは幸せの代名詞(因みに、八九寺さんは天国という言葉からドリンクバーを連想するそうです)

 来週23日は令和2年の稽古納め。来年もコロナとの戦いは続きます。皆さん、負けんときましょね。勝たれへんかもしれんけど、負けへんようにしましょうよ。

 年末年始は、おもろいもん観ましょかね。おもろいもん観て元気つけましょ。

 あ、また「恋人たちの予感」観よっと。笑える恋愛もん好きなんです♡

            

 

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自分応援団

2020-12-12 21:50:06 | 演劇

 自分が自分を応援せんで誰が応援すっとですか。自分が自分を見捨ててはいけません。自分にとって一番の味方、それは自分自身。他の誰でもない、私が私を必要としているのですから。

 自信なんてこれっぽちもありません。ただ自分が自分を欲している限りやっていけるのではないか、…と思います。

             

 昨夜、映画「ナチュラル」のディレクターズカット版を観ました。1984年公開当時とそれほど変わりませんが、どこが違うかはよくわかりました。リアルタイムで観ましたから。いい話ですよ。一度観てみてください。特段野球が好きなわけではないですが、ロバートレッドフォードがいいんです。特に黙して語らぬ彼の横顔が。映画は、物言わぬシーンほど饒舌なのです。人生は遠回りしても価値あるものだと思い知らされます。

 同じく野球を題材にした不思議な映画「フィールドオブドリームス」もお勧めです。ある意味これは「夜の客人」なんです。信じる心が現実を超えていく。故人なのに野球やっちゃうとか(昔のニュースを確認する必要はあるかな)。でも、とても気持ちのいい、夢のある映画でした。

                 

 何か、明日も信じて生きていけそうな、そんな気にさせる映画や芝居はいいですねぇ。

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ファミリーのごたる

2020-12-10 02:12:21 | 演劇

 ファミリーを描いた物語は多い。「ゴッドファーザー」は印象的でした。この頃から、私はアル・パチーノのファンになりました。これは家族の物語です。たまたまマフィアだっただけのこと。家族と仕事、愛と宿命…誰もが悩む姿がそこにあります。そんな愛する者を守る姿は、近代日本にも通じるものがありました。

          

 ちょっと目先は違うけれど、「湯を沸かすほど熱い愛」という邦画もありました。これも面白い映画。どっちかというと自分の家族観はこっちかなとも思います。血が繋がっていようといまいと家族は家族。私なども、ほとんど直系の血縁者はもう残っておりません。

            

 この前、座長が劇団員の関係を「家族だよ」と言っていました。そんなものなのかもしれない。過ごす時間は、ヘタをするとリアル家族より長かったりする。

 仲間だが、家族のようなものなのだ。一蓮托生的なところもそうか。残りの人生を共に闘うという点でもそうか。劇団浮狼舎の「舎」は家。さすらう狼どもが集う場所なのです。

 人間は一人が基本。故に集うのです、発展するために。人は弱い。故に補い合うのです、一人ではできないことを成すために。 森羅万象悉くこれ師、世界は皆家族。…少々話がデカくなり過ぎました(-_-;)

 you are not alone. …ええじゃないですか。

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浅田家!

2020-12-07 00:21:31 | 演劇

 休日の昼間、映画「浅田家!」を観ました。実話に基づいて構成しているとのこと(この写真家さんほんまにいます)。最近は、やっている映画館でも、上映は一日一回くらい。今日はその一回をねらって観に行きました。

 いやぁ、面白かった!(^^)!

                  

 年を取ると涙腺が緩くて緩くて、すぐ涙ぐんじゃう。この映画も余計なことを言わないよい映画でした。生きることってこれ全部だよねって、感じ。そして、人だけがこんな風に思い出を抱くのだな、とも。

 思い出(記憶)って大事ですね。それを形に残すのが写真の役割。デジタルが全盛ですが、データより一枚の写真ですよ。物理的に眺められる紙媒体の写真がいい。

 この映画を観ていてもう一つ映画を思い出しました。あのSFの「ブレードランナー」(古い方の)です。あの物語の中で人造人間のレプリカント達は熱心に写真を集めます。  

               

                   今年亡くなったルドガーハワー

 彼らは造られた時からの記憶しかないのです。まるで記憶喪失のように、成人からの記憶があるだけ。きわめて人間に近い彼らレプリカントは人間のように生き、死にたいと望みます。人の心のよりどころとなるもの、それは「思い出」。心を持ち始めた彼らにはそれがない。それゆえ、人間になりたい彼らは思い出(写真)をかき集めようとしたのです。他人の写真(思い出)を己の記憶にしてしまおうと考えたのでしょう。

 「思い出」を愛おしむように描く物語を観て、あるはずのない「思い出」をかき集めようとする彼らレプリカントを思い出しました。

 人にとって「思い出」がいかに大切か、そして、人にはそれを愛しむ心があるということを、映画の中に見たような気がします。

 

 

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コクリコ坂から

2020-12-04 22:38:59 | 演劇

 久し振りにジブリの「コクリコ坂から」を観ました。やっぱりいい話でした。

 佐山哲郎原作、高橋千鶴作画による漫画、そしてそれを原作としたスタジオジブリのアニメです。時代は昭和。東京オリンピック開催前の頃。純粋に少年少女の恋愛をドがつく直球で描いている。セリフが少ない。人生において、セリフによる説明など不要なのです。この映画の良いところは、物語を語らず、見せてくれるところです。主人公と一緒に感じさせて気づかせてくれるところです。

                  

 物語の佳境、当人たちではどうすることもできない困難が襲いかかります。でも主人公の少女、海は言います「私は好きです」と。真正面からぶつけてきます。少年もブレることなく正面から受け止め、「俺もお前が好きだ」と応えます。これをリアルに成立させたところにこの作品の凄さがあります。この路面電車の駅のシーンは、当時、劇場で一番感動した場面(この上なくぞわぞわしたことを覚えています)。この状況でこの告白をさせる作家(脚本)宮崎駿の凄さを感じました(監督は息子の吾郎さんです)。

 シンプルで静かな物語ですが、最後には満ち足りた気持ちで終わります。まるで潮が満ちたように。

 物語とはかくありたいものです。ドラマとは、どんなに突拍子なくとも、どんなに非日常であっても、本当(リアル)でなくてはならないのです。作ってる者が、演じている者が信じていない世界に「リアル」は存在しません。本気で信じてこの世界を立ち上げたスタッフに脱帽です。こんな作品があるから、まだこの世界を信じられるのです。自分の芝居が信じられるのです。 私もかくありたいものです。

 どうぞ皆様、良い週末をお迎えください m(__)m

        

 

                  

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