四万十川のほとりにて

Uターン爺さんのガーデニングや田舎暮らしを日記に。

21世紀の資本 Le Capital を読む

2015-01-30 06:24:03 | 日記
今話題のベストセラー 「21世紀の資本」を読んだ。著者はフランスの1971年生まれの経済学者 トマ・ピケティ。600ページを超す大作で読み終えるまでに12日間かかった。
現在資本所有はものすごく偏っており、世界の富豪と呼ばれる0・1%のひとびとに世界の富の20%が所有されている。即ち45億人の0.1% 450万人は平均一人1000万ユーロ(135000万円)の所有。世界の半数の人は資本0か5%以下の低所得者という現実を、懇切丁寧に歴史を振り返りながら説明する。
これの解決は資本に対する累進課税が最良という。インフレに導入とか他の施策もあるようだ。
久しぶりに読み応えのある本に出合った。
コメント
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