これも花・あれも花

草月流生花教室でのあれこれと
お花を通してのボランティアに参加する人
を募集中

夏風邪

2005-06-30 | 日々の出来事
杏採り大冒険の後、体調を崩して、3日間夏風邪を引いてダウンしてる。
声はがらがら、電話に出るのも億劫。鼻水ジュルジュル、せきコンコン、
熱は出るし、しかも、お風呂を控えているので、首にはあせもが赤くぶつぶつ。
もう~最悪。

多磨霊園の街路樹だから、罰が当たったかしら? 
でも、首謀格のKさんもMさんも、元気だし、樹に登ってくれた
Hちゃんも超元気。とすると私は? 単にお年のせい?


杏、杏、杏

2005-06-26 | 日々の出来事
Mさんから、「杏が沢山生っている街路樹がある」と情報が、
その話を友人にすると、車なら出してあげるから、行こうと言う
早速、Sさんから送ってもらった地図を頼りに出かけた。

多磨霊園の入り口から、甲州街道まで、両側が杏街道に。
信州でしか手に入らないと思っていた杏が、黄色に輝いている
きゃ~、信じられない。「登って、登って、登って」

「エッこの樹に登るの?」 下の方は既に収穫されて全然無い。
女性三人知恵を絞り、一人が樹に登る。一人は笠を逆さにさして
待ち受ける。私は、「あそこに、そこにも、あ、あっちにも」と
下から声掛け専門。

                                                                            
だけど手が届かない。必死で登ってた。
                          私達のそんなやり取りを見ていた男
性が「手伝ってやろうか」と、自分の車の
上に乗って摂ってくれた。      


                         こんなに大きな杏がこんなに
                         沢山ありがとう。嬉しい
                         通りががりの男性に感謝感謝                            杏酒、杏ジャム、楽しかっ本当に
楽しい時間だった。
                                                                                                                               

箱根湿性花園

2005-06-20 | お花・お教室
日光キスゲが満開
その横に木道がづっと続いている
お天気が心配だったが暑い位のお天気になった。
ニッコウキスゲが、明るい太陽の下で鮮やかに輝いていた。


         ネパールや、ヒマラヤの山でしか見られないといわれた 青いケシの花
         何株もあるが、やはり箱根では暑いのだろうか、もう盛りは終わった。
         未だ咲き始めて間が無い、綺麗なケシの花を1輪見つけた。
         高い山に登らないと観られない高山植物を、ここでは観ることができる。
         嬉しいような、でも、それでいいのかしら?
 
                        


         あやめ類の見分け方
         何回覚えたつもりでも、忘れてしまう。
         この掲示版は判り易い。
                          

          

お花のボランティア

2005-06-15 | お花・ボランティア
お花が終了して楽しみな会食。旅行に行ってきた楽しい話題もあれば、お互いに病気の相談をしたりと、
同年輩で気楽に、何でも話し合えるお仲間たちの会話は弾みます。
              
お花屋さんが届けてきたお花を見て、「きゃ、すごい組み合わせ、どうしましょう」
と、みなさん一瞬怯んでしまった。でも、何とかしなくちゃ。
「今日は思い切り、モダンに生けてみましょうね」何時もの基本形に捕らわれないで、
遊び心を発揮して、自由に遊んでみてください」                                           

「そう言われてもね」「自由が一番難しいわ」」「、、、、」「ぶつぶつ」
心配していたわりには、みなさん結構楽しんでいました。その作品の一部。好みは別として、こんな作品も
あるんですよ。「あら、案外いいわね~」と、自分の思わぬ作品の出来栄えにご満悦でした。
                                   
                                       渡辺さんの作品

大江 光 コンサート 大成功

2005-06-12 | カルチャー&イベント
大江健三郎氏の講演、率直さと優しさの中に、知的なユーモアに溢れていた。息子が再びよみがえってくれた喜びが、家族全体の喜びとして、言葉の端端から感じられた。私が聴いた今までの講演の中で、一番共感できた講演だった。

コンサート、光さんの音楽の特徴だと私は思っているのだが、人間に対する信頼と優しさに溢れた、静かで上品な曲だった。それは確かな大江光の音楽の世界だ。

また、演奏家の方たちも、光さんの音楽を愛し、理解していることが、観客に伝わってきた。
丁寧に敬虔な気持ちで演奏しているように感じられた。
会場の客と演奏家と作曲家が共鳴しあった素晴らしい演奏会だった。

最後に光さんが、舞台に上がり挨拶した。長い文章を、ゆっくり確かめ、確かめながら話した。
彼の魅力を存分に発揮していた。
彼の学生時代を、良く知っていた教員仲間6名で、固唾を飲みながら、彼の挨拶が終わるのを見守った。
終わったとたん、だれともなく、ほっとして「本当に本番に強いんだから」と、そして、割れるような拍手をみんなで送ったのでした。


お花のパワー

2005-06-09 | お花・ボランティア
芦花ホームは、世田谷区の誇る老人ホームの一つ。部屋は個室を中心に、プライバシーにも配慮している。
地域に開かれたホームのため、沢山のボランティアの方たちが、いろいろな形で出入りしている。

私がお手伝いさせていただいている、ミニディーケアーは週に一回、地域の一人暮らしの方や、引きこもりがちになってしまう方を、バスでお迎えし、ホームで一日過ごすサービス。常時30名前後の参加がある。この企画も沢山のボランティアの方たちの協力で成りたっている。

今回も30名の参加者。ボランティア5~6名。みなさんケアーしようという感じではなく、確かに一緒に楽しんでいらっしゃる。お花のときも介助する感じではなく、ご自分たちも夢中でお花を楽しんでいる。 こらが長続きするコツなんだわ。

98歳のお母様に付き添われた60才代の男性。
始めは親子ともに硬い表情だった。そりゃそうよね。全員女性なんですもの、勇気あるな~
「定年退職したので、ゆっくり母に付き合ってやろうと思って」と、にっこり。

う~ん、こんな息子を育てたおばあちゃん、本当にお幸せね。


芦花ホームでのボランティア

2005-06-08 | お花・ボランティア
始める前 あまり乗り気ではない




        わー出来た、きれいね
                お花を創っているうちにどんどんお顔に                                              喜びがあふれて、介護に同席された息子さんにも笑顔が                                                             90歳の母、60代の息子、おばあちゃんお幸せ。息子さん曰く、今まで
忙しくて、ゆっくり付き合ってやれなかった。
定年で時間が出来たので、これからはゆっくり付き合います。 

          出来上がり三人昔娘ハイポーズ

               左側の方の作品 お花に負けちゃうと笑いながらも、大満足


ラリック美術館

2005-06-01 | カルチャー&イベント
5月、箱根仙石原にオープンしたラリック美術館

この正面を入ると、オリエント急行を再現したティールームがあり、
その横に庭園に面したレストランがある。
美術館巡りが終わったら、ここで一休みすことをお勧め。
箱根の山並みを借景にした広々とした庭園は、パリ郊外の美術館の
中にいるような錯覚さえ起こす。庭園を眺めながらのティタイムは
優雅な気分に。

美術館エントランス 
ラリックの初期からの作品が見られる。パリ社交界の工芸品や、
繊細で緻密な、女性たちの装飾品にため息がでる。

ここでとても残念だったことは、美術館入り口に
今花形の某男性華道家が生けた、どぎつい色彩の
造花が飾られていたこと。
ラリックの繊細で優雅な作品空間と合うのだろうか?