これも花・あれも花

草月流生花教室でのあれこれと
お花を通してのボランティアに参加する人
を募集中

会いたくて函南に

2008-10-30 | 日々の出来事
Mさんは富士山の観えるところに住みたいと、三島市に家を建てた。

退職して悠々自適、晴耕雨読の生活を送る筈だったのだが、父上の老衰により
同居せざるを得ない状況に。以来介護の日々が始まり6年経過した。

今までの自由気ままな生活が一転した。
家に縛られ、自由を拘束されるその苦痛は、私のように常に家族と
折り合いをつけながら生きてきた人間には想像出来ない程の辛さだと思う。
「父上に拘束されている」その気持ちが駄目なのねと、自分を責めて
しまわない様にね、Mさんが幸せじゃないと、お父上も辛いわよ。


彼女は自分では「ぐうたらな生活をしている」が口癖だが、
精神活動は反対にかなり活発だ。知識欲、向上心はまだまだ衰えを
知らない。同世代として刺激されるわ。

函南駅から車で10分ほどの所に、こんな素敵なパン屋さん兼レストランが。
窓からは富士山が顔を出してくれた。ウットデッキのテラス席も素敵。
        

白いレースのテーブルクロスにレースの電気シェイド、ロマンチックね。
自然の中に溶け込んで、余計なものは何も無い空間が優しい。

彼女の周りは、ゆったりとした時間が流れる。元気でいて欲しいな、
そんな応援をしに行くつもりが、実は私が癒されて帰ってくる。

お父上がショートスティに行かれた短期間に、是非リフレッシュして欲しい。


このあと、熱海の海岸沿いを走り、真鶴岬までドライブした。





野草の会

2008-10-23 | お花・ボランティア
皆さん屈託がなくとても明るくてお元気です。
この写真ブログに載せても良いですか?
「こんな顔でよければ」とみなさんどっと大笑い。

「先のことを考えてくよくよしても始まらない」「ケセラセラよ!」
何しろ逞しい。そしてしたたかに柔軟に、人生の達人達。

ここにいると私は何かと「先生はお若いから」と言われる。
最近は何処に行っても一番年上に。だから、ここに来るのが好き。

昨年ご主人に先立たれて、落ち込んでいたAさんに「くよくよしないで
今を楽しみましょうよ」と引きこもりがちなAさんを家から引っ張り
出し、支えたのは3年前にご主人に先立たれた先輩のYさんです。

最近Aさんの顔から笑顔がこぼれるようになりました。
今ではお花を生けながら大きな声で笑ったり楽しそうです。

平均年齢76.5歳  一番先輩は85歳です。



        ここでボランティアを始めてから10年過ぎました。
        その間亡くなられた方が何人かいらっしゃいますし、施設に
        入った方や、寝たきりになってしまった方も。
 
        歯が抜けていくように少なくなってしまう事が寂しく、
        複雑な気持になりますが、現在のメンバーがお元気で
        活躍される間は、私も頑張らなくちゃ。 
              
                蔓梅もどき・りんどう・小菊 
                

蔓は実の重さで思うように生けにくいのですが、上手に生けられました。

「いいわね~」「あら、貴女の方が上手よ」「私のも結構上手く行ったわ」
等と自画自賛したり褒めあったり、終わってからのお食事の時間がとても
楽しいおしゃべりタイムです。

いつまでも、輝いていて欲しいな~

cowれる?cowれた!

2008-10-20 | カルチャー&イベント
光冨さよさんが参加している「cowれる?cowれた!」を見にいって来た。
彼女はストッキングアート(耳慣れない言葉だが)の作品を沢山創作している。

残念ながらこのイベントは昨日で終了した。(期間中にお知らせ出来ればよかった)
銀座の街中に沢山のアーチィストが思い思いのCOWにアートしてあった。



            ここは銀座よ、COWもお洒落して!
            ストッキングで創った帽子を沢山飾って
 
            でも、なんで銀座にウシなの?
            



足にもシームレスはいてんのよ。しっぽだって編み編みよ。



      一緒に行った友人3人で、日比谷公園の中にある松本楼のテラス席で     
      緑に囲まれながら遅いランチ。
      森の中にいるような静けさの中、ゆったりと過せた。
      
      松本楼のお勧めはやはりデミグラソースを使った「きのこハンバーグ」
      ソースをパンにつけて、すっかりきれいに頂いた。                 
            

            

草月ジュニア教室が突然狛江に

2008-10-17 | お花・お教室
若いお母さんと一緒に見学にみえた。
年齢はなんと8歳の女子。小学2年生だ。

鋏は使えるかしら?大人ばかりの教室で大丈夫かしら?
と危惧したのですが、全然臆すことも無く楽しそうです。

彼女用に小さな5つの器を用意した。赤、黄色、ピンク、紫、グレー

自分で選ぶ楽しさと、色彩感覚が少しでも育つことを期待して。
好きな色の器を3個選ばせた。

のあちゃんはピンク、黄色、紫の三色の器を選んだ。モンステラの葉を
1つの器に一枚づつ入れることだけ伝えて見守ると、こんなに大胆な作品が完成。






バランス感覚も、色彩感覚も優れている。将来が楽しみだわ。






犬と一緒に入れるカフェ

2008-10-10 | 日々の出来事
祖師谷大蔵の駅から徒歩3分ぐらいの
緑に包まれた住宅街の中にあります。
普通の住宅に見えるので、ちょっと注意しないと見過ごしてしまいます。

初めは犬と一緒のカフェなんて、と思いましたが、
犬が入ってくると、犬用の水が出されるんです。
マナーの良い犬たちで安心しました。


今日はランチを始めて頂きました。
とてもヘルシーな内容です。右手前のから揚げは、大豆で出来ています。
まるで、鶏肉の味でした。
お米は五穀米、おから、人参サラダ、キンピラ牛蒡、若布と茗荷のスープ
これで1,000円。友人は辛口で「食材からすると高い」と言いますが
美味しかったですよ。

何よりもお気に入りは緑に包まれた雰囲気、そして、オーナーの
お人柄。すっかりファンです。




源氏絵巻帯 (我が家のお宝)

2008-10-07 | 日々の出来事
源氏絵巻の帯
母が40年前に清水の舞台から飛び降りるぐらいの
覚悟で購入したと言う源氏絵巻帯。

私が譲り受けてから、次女の結婚式の時にフランスで締めた。
流石に古い物、良い物を見る目のあるフランス人。彼らはみな驚きを
もって私の帯に魅入っていた。

母の思いも込めて、これからも大事に使わせてもらおうと思う。



和服ダンスの整理をし始めている。

この帯は源氏絵巻に次いで大好きな帯。

帯のリスト、和服のリストを作り、デジカメで写真を写して
其れをたとう紙に貼って、何が入っているのか一目瞭然に
しようと現在整理中。





ピカソ展

2008-10-05 | カルチャー&イベント
いよいよ芸術の秋
「国立新美術館」で4日から始まったピカソ展
早速初日の午後に行って来た。

初日なので混雑覚悟で出かけたのだが、午後3時になっていたので
直ぐに入場でき、混雑もなくゆったりと観賞できた。ラッキ~!
と言うことは、午後3時以降の入場がお勧めかも。



           
           出口に、ミュージアムショップがあったので覗いた。
           色々観ているうちに、リトグラフのこの絵が欲しくなって
           購入した。他にも欲しい物があったのだけど、お値段の
           都合もあるし、何しろこれ、限定版なの。そう言うのに弱い
           私です。
           「浜辺に寝転ぶ二人の女性」  
           動きのある線と女性のエロチズム、これが気に入ったの。
           





銀ブラde「ねんりんやバームクーヘン」みっけ!

2008-10-04 | 日々の出来事
       しゅはり書展を観てから、みんなでゆっくり銀ブラにくりだした。
       若い(自称)私たち、トレンディなお店を見に行こうと、
      
       「H&M」の前に。今月開店したばかりの、スエーデンから来アパレルの店。
       驚いたことに店の前にはガードマンがいて、入店制限。
        好奇心旺盛な若い我々でも、40分待ちでは、と退散     
          

             
次に長蛇の列が出来ているお店を覗いてみると
なんと、「ねんりんやバームクーヘン 」が。

松坂屋のメインのショーケースに、大きなクーヘンがくるくる回っているの。
確かに美味しそうなのよね。列の横から覗いてみると、大きなクーヘンが7400円
切り売りは1切れ700円台で買えそうよ。これなら買えるわ。
でも、流石に銀座、見ていると大きなクーヘンがどんどん売れているのよ。





           700円なら買いたいと思ったけど、ここもだいぶ待たさ           
           れそうなので、あきらめたわけ。
           今度は朝早く行かなくちゃね。
             





現代書 しゅはり会

2008-10-03 | カルチャー&イベント
友人の出展している現代書のしゅはり会に行ってきた。



会場入り口には秋色を見事に調和させたアレンジメントが飾られて、
華やかな雰囲気を出していた。
友人の書は「一切無我」小柄な彼女のどこからこんなに大きな力強い
文字が書けるのか不思議だ。

この書を観て、一緒に行った友人は「くよくよ考えなくてもいいよ、
あまり気にしなくていいよ、好きなように生きれば良いと言われて
いるようで、気持が楽になったわ」と感激していた。
 

今年のテーマは「希望」の希の字




初秋は、書で芸術に浸り、其の後はやはり食欲でしょと、
銀座4丁目の裏にある「うおがし銘茶」で、お濃茶とお抹茶を
イケメンお兄ちゃんから頂、甘くて美味しいお茶でした。
 


おしゃべりに花を咲かせて。其の後はぎんぶら。其の報告は後日また。







秋になりましたね~

2008-10-01 | 日々の出来事
箱根仙石原はもうススキでいっぱい。
何処まで続くのかなこの道は?




        若いススキは色が褐色に輝いて。
        早く咲いた穂には、白い綿毛が出てふわふわと優しそうに
        風にゆれて。
        




ススキの下には大好きな野菊が、野アザミが彩を添えて
初秋の仙石原は人影がまばら。もう少し経つと全山銀色に輝き
人人の頭でこの白い道は真っ黒い行列に。
今、この道を何処までも歩いていたい。