27日(金曜日)小海線の小海駅に降りた。小海駅からバスで松原湖の横を通り、ホテル小海リエックスまでの車窓を楽しむ。友人と2人、ホテルに着くと早速プールに行き、水中ウオーキングをした。今夜飲むためには、少しでも運動しておかねばという涙ぐましい努力?、ジャグジーで身体を温め、すっかりリラックス。
ホテルの周りを散歩すると、何処と無くもう秋の気配が。白樺林の向うに今晩のメイン、チャペルが見える。ステンドグラスが美しい。
コンサートの関係で、夕食は早めの5時30分開始。友人と2人先ずはワインで乾杯。美味しい食事にワイン、窓の外は木々の緑が美しい。もう最高のロケーションに、女性2人うっとりしながら、ワインを飲み続けた。お料理も、繊細で美しい。もう言うこと無し。
なんて、話に花が咲いていると、「あの、もう、コンサートが始まる時間で、皆さんお待ちです」と、慌てた様子で走ってきたのは、今回の主役の姉君。我が友人。慌てたのは私たち、「え~そんな時間?」5時30分から食べ初めて(飲み始めてかな)8時とは、2時間半も飲んでいたんだ。
慌ててチャペルに走る。
シューベルトの「白鳥の歌より」der atlasが始まっていた。島田啓介氏のプリランテなバスの声が素晴らしい。
シューベルトの歌曲は、「冬の旅」が好きで、若いときはよく聴いたのだがder atlasは生で初めて聴いた。冬の旅ほど寂しい曲ではないが、やはりもの悲しい曲だ。
音楽について、素人の私が語ると失礼になるので感想だけ、高原と言う静寂なロケーションの中でのコンサートは素敵です。今日は、ここまで。