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編んで創るオリジナル作品

2011-08-09 | お花・お教室
サマーセミナーで学習したワイヤーを使って編んだ作品を早速教室で生徒さん達と創ってみました。
サマセミナーで使用したワイヤーの太さは2.5mmでしたが、ちょっと硬くて指が痛くなるので2mmにしてみました。

編んで創る作品に初めて挑戦する真田さん。枝がきれいだからと左右に枝を伸ばしてしまいました。(作品左)
「編んだワイヤーが生きていませんね」「どうしたらワイヤーも作品として生きてくるかしら?」色々と試行錯誤したが初めての経験で思いつかないようだ。
「枝を少なくして思い切って短くしてみませんか?」
「薔薇も低めにすることでワイヤーとの一体感が出てくると思うけど?」
そんなアドバイスの後に出来た作品が(右側)本人も出来上がった後納得の様子で笑顔が溢れていました。
   


村越さんは網目がとてもきれいです。
花器にワイヤーを被せたことで、花器の色で
ワイヤーが際立ちました。
編み残しの部分を作品の一部に取り入れ、
重たいひまわりを支えています。
         
かすみ草をワイヤーの中に低くまとめて、ひまわりを思い切って
横に伸ばしたらどうかしら?そんな私のつぶやきに、
再挑戦して創ったのがこの作品。写真よりひまわりの茎はずっと長いです。
どちらも素敵な作品に仕上がりましたね。                         



田所さんはワイヤーの網目が大きくなってしまいました。
もう少しワイヤーが蜜になるともっと作品が生きてきますね。
水色のガラス花器で爽やかさ、涼やかさが出ています。


「上に伸びているカスミ草を取ってしまうとどうかしら?」
カスミ草が無い方がすっきりしますね。と
ご自分でも納得されました。
ひまわりの葉は1枚の方が良いかもしれませんね。



加藤さんの作品 ワイヤーで苦労して、嫌気が差してきたようでした。
ぎゅっと押し潰したり、延ばしたりして出来上がった作品に、案外良いですね。
と嬉しそうでした。とてもユニークな作品になりました。


網目や編み方は結構自由自在でも何とか格好が付くものです。
それがこのアルミの良い所でしょう。
これを考えてご指導くださった、元田先生に感謝です。

当面の間、コメント欄は閉じさせていただきます。

草月サマーセミナーに参加

2011-08-01 | お花・お教室
先月恒例のサマーセミナーに参加しました。

私の受講した講座は「編んで創るオリジナル作品」講師は、元田紫葉先生でした。



アルミのワイヤーを1本のまま切らずに編んでいきます。2.5mmのワイヤーは
見かけより手ごわく、薄い手袋をして製作しましたが指先が痛くなりました。
1段目の外寸をS字状にくねらせていきます。



次に高めに立ち上がらせたワイヤーを、1本目のS字の上の部分にくぐらせてU字状に
上に折り曲げます。

今日はとにかく編み方を習得するのが目標に頑張りました。
1本のワイヤーを切らないで編みこんでいく方法は新鮮でした。




私は天井からテグスで作品を吊るしました。写真が上手く撮れいないのが残念!
元田先生の講評は「アンバランスの感じがいいですね」でした。
ワイヤーの曲線とビーカーの中から直線のフトイを力強く出して、曲線と直線を
対比させました。本物のほうが迫力があった気がします。

右側の作品は三角に編んだ2枚を貼り合せてガラスに吸引版で止めています。
この方の作品もガラスに付けてあるので写真が上手く撮れませんでしたが、
透明感のある素敵な作品でした。
  



丸みのあり一枚に編んだワイヤーを水盤に被せました。
剣山を使わなくてもワイヤーが花止めになってます。花器に変化が出て
色々ないけ方が出来そうです。


オブジェのような立体感のある作品の中にお花を閉じ込めています。
大胆で新鮮でした。




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