これも花・あれも花

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小菊の一種生け

2013-11-17 | お花・お教室

長く教室に通っていらっしゃる生徒さんが多いので、お花の指導者として育って欲しいと

昇格試験を3名の方に挑戦していただきました。試験と言うことで、いつもより皆さん緊張感を持ってお花に向き合っていたようです。

実技試験は、菊の一種生け

花でも枝ものでも一種類の花材で生けると単調になりがちです。花材を良く観察することでいつもとは

違った花の姿も見えてくると思います。

単調にならないように疎密にも注意して生けていきました。疎密、茎のすっきり感、器から溢れ出す花の密生 単調になりがちな菊を皆さんスタイリッシュに生けられました。

小野崎しのぶさん作

 

                       長野幸子さん作                        

                      

 

            清水はな子さん作

           

 

                          

 


蔓ものの一種生け

2013-11-04 | お花・お教室

祖師谷教室 清水花子さん作

蔓ものの一種生け

一種で生けると単純になりがちです。粗密をつけてメリハリを出すこと。

また、植物の持つ特性を見極めてその個性を出していくことが大事です。

この作品は左の蔓を丸めて空間を作り軽やかにし、左側に蔓をまとめることにより

メリハリのある作品に仕上げました。もう少し花材が多いともっとメリハリが出たと思います。

 


秋の赤い実 七かまど

2013-11-03 | お花・お教室

祖師谷教室では赤い実を生けました。

ななかまどの赤い実,オレンジ色の鶏頭と緑の葉、そしてドラセナの色が

マッチしています。株分けはとても豪華にみえますね。

西川公仁子さん作品 株分け(一つの器の中に2つの剣山を入れます)

                        武田 薫さん作 基本立真型盛り花 ななかまど・鶏頭         

                        お稽古を始めたばかりの武田さん、とてもバランス良く

                        生けられました。写真の角度が悪かったので副えの枝が重なって

                        見難いのが残念です。

                           

平川乃彩さん 小学生から習い始めてから4年目、もう中学生です。

1人で十文字止めもさっと出来ます。教科書の復習をしています。

とても伸びやかに生けられました。

                           九嶋さんの作品

                           色を生ける  暖色の色を重ねて生けていきました。

                           オレンジ色と赤、ドラセナの微妙な赤のグラデーション

                           秋の華やかさと落ち着きが出た作品です。