型競技終了後、引き続き組手競技が行われました。新武会からは、組手競技に13名が出場しました。
壮年男子の部には、S弐段、I 初段の2名が出場しました。
S弐段は、初戦、前蹴りと膝蹴りを中心に良い攻めを見せていましたが、終盤スタミナ切れしたのか、急に動きが鈍くなり、そこを攻め込まれて判定で敗れました。
S弐段は仕事が忙しく、5月以降あまり稽古に出席できていませんでした。8月に入り、週2回稽古に出席できるようになりましたが、やはり稽古不足でした。
I 初段は、初戦で極真館新潟県支部のO選手と対戦しました。両者は、これまでも何度か対戦しておりますが、実力は拮抗しており、毎回好勝負を展開しています。
今対戦も、延長戦にもつれ込む好勝負を展開しましたが、判定で敗れ、O選手が勝利しました。
I 初段は、仕事が忙しく、今年に入ってからは週1回稽古に出席するのがやっとの状況で、思うように稽古出来ない状態でした。それでも試合に挑む姿勢は素晴らしいと思いますが、如何せん、稽古不足が如実に結果に出てしまいました。
S弐段、I 初段とも、社会人である以上、仕事が最優先です。そんな状況下で、コンスタントに稽古を続けて行くことは、とても難しいことではあります。が、社会人で空手をやっている人間は、大なり小なり似たような状況下にあることも事実です。どうか、自身の状況の中で、最大限の努力をし、さらに精進してほしいと思います。
高校生男子軽量級には、M初段が出場しました。
M初段は、高校ではバドミントン部に所属し、部活動と空手を両立してがんばっています。8月に入ってからは、毎日部活動の練習を1日こなしてから道場に来て稽古していました。そのがんばりは素晴らしいのですが、徐々に、頬がこけ、やつれてきているように感じたので、少し心配していました。
部活動では、主将になったそうで、責任感の強いM初段は、空手の大会があるからといって練習を休むわけにはいかないと、大会前日も1日ハードな練習をこなしてきたそうです。
しかし、そんな無理が試合に出てしまいました。M初段は左の中段回し蹴りを主武器にして戦うという自身の組手スタイルを確立しつつあり、準決勝でも左中段回し蹴りを中心にした良い攻めをしていました。しかし終盤、スタミナが切れたのか急に失速してしまい、判定で敗れました。
体調が万全であれば…との思いが頭をよぎりましたが、M初段は、自身の立場、与えられた状況下で最大限の努力をしたのです。よく頑張りました。少し休んで、体調を戻して、また精進してください。
中学生男子軽量級には、F初段、R初段の2名が出場しました。
F初段は、初戦で準優勝した選手と対戦しましたが、内容的には素晴らしい戦いでした。F初段は、「左右の下突きから左の中段回し蹴り、前蹴りで攻める」という戦い方が着実に身に付き、今試合でも自分のこのスタイルを中心に良い攻めをしていました。
試合は、本戦2-0、延長2-2と決着つかず、わずか600グラム差の体重判定で敗れました。
私の目からは、ひいき目なしに、本線、延長ともF初段が優勢だったように見えました。特に、延長戦はF初段の有効打が多かったように思います。しかし、あと1本旗を挙げさせることが出来ませんでした。それが試合の厳しさです。
F初段、挫けることなく、さらに精進してください。主審を務められた、極真館城南品川支部長の金子先生は、本戦、延長とも君に旗を挙げていましたよ。
R初段は、初戦、動きがとても良く、特に、接近戦での膝蹴りが冴えていました。本線引き分け、延長で一瞬の油断から上段蹴りをもらい、技ありを奪われて敗れました。
内容的には、惜しい試合でしたが、R初段は、今年4月以降、月1~2回しか稽古に来ておらず、南東北大会出場を決めた後も、週1回程度しか稽古に来ていませんでした。いろいろ事情はあると思いますが、稽古不足が最大の敗因だろうと思います。
それにしても、あの程度の稽古量で、あれだけの動きが出来る、ということに、R初段の潜在能力の高さを垣間見た思いでした。だからこそ、しっかり稽古を積んで出場してほしかったです。
一般女子の部には、S初段、N初段の2名が出場しました。
S初段の初戦は、20代の若い選手との対戦でした。相手選手のスピードと手数にもしっかり対抗し、本線は2-2の引き分けと全くの互角。延長戦で、少し気持ちが引いたのか、相手の攻撃に下がってしまう場面がみられ、判定で惜敗しました。試合後、本人も「延長に入り、あきらめの気持ちが出てしまいました。」と言っていましたが、それが敗因のすべてです。惜しい勝負でした。
N初段は、初戦、緊張からか動きが硬く、相手選手のスピードと手数に対抗できていませんでした。
相手の前足、後ろ足への下段蹴り等、良い技も出ていましたが、手数で劣り、初戦突破はなりませんでした。
手数を出してくる相手には、やはりこちらも手数で対抗しないと、旗判定では不利になってしまいます。また、スピードをつけるのも課題です。更なる精進を期待します。
壮年男子の部には、S弐段、I 初段の2名が出場しました。
S弐段は、初戦、前蹴りと膝蹴りを中心に良い攻めを見せていましたが、終盤スタミナ切れしたのか、急に動きが鈍くなり、そこを攻め込まれて判定で敗れました。
S弐段は仕事が忙しく、5月以降あまり稽古に出席できていませんでした。8月に入り、週2回稽古に出席できるようになりましたが、やはり稽古不足でした。
I 初段は、初戦で極真館新潟県支部のO選手と対戦しました。両者は、これまでも何度か対戦しておりますが、実力は拮抗しており、毎回好勝負を展開しています。
今対戦も、延長戦にもつれ込む好勝負を展開しましたが、判定で敗れ、O選手が勝利しました。
I 初段は、仕事が忙しく、今年に入ってからは週1回稽古に出席するのがやっとの状況で、思うように稽古出来ない状態でした。それでも試合に挑む姿勢は素晴らしいと思いますが、如何せん、稽古不足が如実に結果に出てしまいました。
S弐段、I 初段とも、社会人である以上、仕事が最優先です。そんな状況下で、コンスタントに稽古を続けて行くことは、とても難しいことではあります。が、社会人で空手をやっている人間は、大なり小なり似たような状況下にあることも事実です。どうか、自身の状況の中で、最大限の努力をし、さらに精進してほしいと思います。
高校生男子軽量級には、M初段が出場しました。
M初段は、高校ではバドミントン部に所属し、部活動と空手を両立してがんばっています。8月に入ってからは、毎日部活動の練習を1日こなしてから道場に来て稽古していました。そのがんばりは素晴らしいのですが、徐々に、頬がこけ、やつれてきているように感じたので、少し心配していました。
部活動では、主将になったそうで、責任感の強いM初段は、空手の大会があるからといって練習を休むわけにはいかないと、大会前日も1日ハードな練習をこなしてきたそうです。
しかし、そんな無理が試合に出てしまいました。M初段は左の中段回し蹴りを主武器にして戦うという自身の組手スタイルを確立しつつあり、準決勝でも左中段回し蹴りを中心にした良い攻めをしていました。しかし終盤、スタミナが切れたのか急に失速してしまい、判定で敗れました。
体調が万全であれば…との思いが頭をよぎりましたが、M初段は、自身の立場、与えられた状況下で最大限の努力をしたのです。よく頑張りました。少し休んで、体調を戻して、また精進してください。
中学生男子軽量級には、F初段、R初段の2名が出場しました。
F初段は、初戦で準優勝した選手と対戦しましたが、内容的には素晴らしい戦いでした。F初段は、「左右の下突きから左の中段回し蹴り、前蹴りで攻める」という戦い方が着実に身に付き、今試合でも自分のこのスタイルを中心に良い攻めをしていました。
試合は、本戦2-0、延長2-2と決着つかず、わずか600グラム差の体重判定で敗れました。
私の目からは、ひいき目なしに、本線、延長ともF初段が優勢だったように見えました。特に、延長戦はF初段の有効打が多かったように思います。しかし、あと1本旗を挙げさせることが出来ませんでした。それが試合の厳しさです。
F初段、挫けることなく、さらに精進してください。主審を務められた、極真館城南品川支部長の金子先生は、本戦、延長とも君に旗を挙げていましたよ。
R初段は、初戦、動きがとても良く、特に、接近戦での膝蹴りが冴えていました。本線引き分け、延長で一瞬の油断から上段蹴りをもらい、技ありを奪われて敗れました。
内容的には、惜しい試合でしたが、R初段は、今年4月以降、月1~2回しか稽古に来ておらず、南東北大会出場を決めた後も、週1回程度しか稽古に来ていませんでした。いろいろ事情はあると思いますが、稽古不足が最大の敗因だろうと思います。
それにしても、あの程度の稽古量で、あれだけの動きが出来る、ということに、R初段の潜在能力の高さを垣間見た思いでした。だからこそ、しっかり稽古を積んで出場してほしかったです。
一般女子の部には、S初段、N初段の2名が出場しました。
S初段の初戦は、20代の若い選手との対戦でした。相手選手のスピードと手数にもしっかり対抗し、本線は2-2の引き分けと全くの互角。延長戦で、少し気持ちが引いたのか、相手の攻撃に下がってしまう場面がみられ、判定で惜敗しました。試合後、本人も「延長に入り、あきらめの気持ちが出てしまいました。」と言っていましたが、それが敗因のすべてです。惜しい勝負でした。
N初段は、初戦、緊張からか動きが硬く、相手選手のスピードと手数に対抗できていませんでした。
相手の前足、後ろ足への下段蹴り等、良い技も出ていましたが、手数で劣り、初戦突破はなりませんでした。
手数を出してくる相手には、やはりこちらも手数で対抗しないと、旗判定では不利になってしまいます。また、スピードをつけるのも課題です。更なる精進を期待します。