空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

Nさん、どうぞやすらかに…

2020-10-26 12:25:39 | 日記・エッセイ・コラム
10月中旬のある日、新潟市南区に向かいました。昨年、40代の若さで亡くなられたNさんの一周忌のお参りをさせていただくためです。

私が就職して1年間の研修を終え、最初に配属されたのが新潟市南区(当時 新潟県白根市)でした。右も左もわからず、毎日四苦八苦して仕事と生活に慣れようとしていた時に、親身になって助けてくださったのがNさんのご両親でした。

Nさんのご両親はレストランを経営されていて、当時の職場に食事を出前してくださっていたご縁で知り合うことが出来、私のことをとてもかわいがってくださいました。Nさんは当時小学生で、お兄さんと2人兄妹でした。私は、仕事が休みの日には遊び相手になったり、忙しいご両親に代わって海水浴に連れて行ったりしていました。末っ子だった私にとっては、かわいい弟、妹が出来たみたいで、とても嬉しかったことを覚えています。

わずか2年で長岡市に転勤となり、その後、忙しさにかまけて徐々に疎遠となってしまいましたが、ずっと幸せを祈っていました。ご両親とは、時々連絡を取り合っていましたし、お兄さんのMくんとも、Mくんが大人になり、某自動車メーカーのセールスマンになったことから、現在でも私や長男のカーライフはMくんに面倒を見てもらっています。

ご両親やMくんからは、Nさんは元気にしているとは聞いていましたが、詳しいことになると言葉を濁すような感じがして、あまり立ち入らずにいたのですが、まさか長く闘病しているとは思いもよらず、昨年10月、Nさんの訃報に接し、絶句しました。

すぐにNさんのお宅に伺い、お参りをさせていただき、Nさんのご両親から、これまでの闘病生活等をお聞きし、これまで何も知らずにいて、何も力になれなかったことをお詫びしました。大切な娘さんを亡くされたご両親の悲しみはいかばかりか…。本当に、本当に辛いお別れでした。

あれから1年。ご両親は、まだまだ深い悲しみの中にいらっしゃると推察しますが、私の訪問を喜んでくださり、「古俣さんが来てくれて、Nもあの世で喜んでいるよ。」とおっしゃってくださいました。

Nさんの遺影に手を合わせ、Nさんと過ごした日々を思い出しながら、ご冥福をお祈りさせていただきました。Nさん、どうぞやすらかに…

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