令和6年8月18日(日)、福島県石川町総合体育館において開催されました、極真空手道連盟 極真館 福島県支部様主催の「第5回東日本空手道選手権大会・第3回福島県新人空手道大会」に参加させていただきました。
大会には、新武会から型競技に13名、組手競技に18名の道場生が出場させていただき、型競技で5名、組手競技で2名が入賞することが出来ました。
入賞できなかった道場生も、内容的には僅差の試合が少なくなく、着実に力を付けていることを感じました。
型競技の場合、実力が拮抗してくると、「審判が何を重点に判断するか」が勝負の分かれ目になっているように感じます。動作や技の正確さを重視する審判もいれば、多少荒削りでも威力や力強さを重視する審判もいます。誤解を恐れずに言えば、「審判の好み」が判定を左右するのです。ですので、道は一つです。「誰が見ても凄い」そんな型を打てるようになるしかありません。そのためには、型の順番を追う稽古だけでなく、総合的な稽古を徹底して行わなければなりません。基礎稽古、基本稽古はもちろん、組手もしっかり行わなければなりません。組手を通して、実際に攻撃を当てる感覚、相手の攻撃を受ける感覚を養い、それを型に活かすのです。「型は組手をやっているつもりで打つ」このことを忘れてはなりません。
また、組手競技の場合、「一本、技ありを取って勝つ」という気持ちで挑まなければなりません。いくら自分が優勢だったと思っても、明確なポイントがなければ、旗判定はどうなるかわからないのです。
「ポイントを取れなかったら負け」そういう気持ちで、組手試合に臨んでほしいと思います。そのためには、型同様総合的な稽古を徹底して行わなければなりません。「組手をがんばりたい」という道場生の中には、型の稽古を軽視している者もおりますが、それは違います。「組手は、型を打つつもりで戦う」のです。「常に体軸を意識し、無駄のない動きを心がけ、運動線を意識する」のです。そうすることで、技の威力が増し、相手が反応しづらい技を出せるようになるのです。
「型」と「組手」は、空手を修行する者にとって、車の両輪です。どちらかが欠ければ、車は走れませんし、両者のバランスが悪いと、スムースに走れません。両者がバランス良く動くことで、車はスムースに走れるのです。
新武会の道場生は、「型」と「組手」、いずれかに偏ることなく、双方をバランス良く稽古し、「型が上手く、組手も強い」そんな空手家を目指してください。皆さんの更なる飛躍を期待しています。
大会に参加させてくださった、極真空手道連盟 極真館 盧山初雄会長、岡崎寛人館長、湖山彰夫国際本部長、秋山利男福島県支部長はじめ、極真館の諸先生方、大会関係者の皆様方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
新武会出場選手の結果は、こちらをご覧ください。
大会を終えて。皆、お疲れ様でした。
空手道新武会ホームページ
大会には、新武会から型競技に13名、組手競技に18名の道場生が出場させていただき、型競技で5名、組手競技で2名が入賞することが出来ました。
入賞できなかった道場生も、内容的には僅差の試合が少なくなく、着実に力を付けていることを感じました。
型競技の場合、実力が拮抗してくると、「審判が何を重点に判断するか」が勝負の分かれ目になっているように感じます。動作や技の正確さを重視する審判もいれば、多少荒削りでも威力や力強さを重視する審判もいます。誤解を恐れずに言えば、「審判の好み」が判定を左右するのです。ですので、道は一つです。「誰が見ても凄い」そんな型を打てるようになるしかありません。そのためには、型の順番を追う稽古だけでなく、総合的な稽古を徹底して行わなければなりません。基礎稽古、基本稽古はもちろん、組手もしっかり行わなければなりません。組手を通して、実際に攻撃を当てる感覚、相手の攻撃を受ける感覚を養い、それを型に活かすのです。「型は組手をやっているつもりで打つ」このことを忘れてはなりません。
また、組手競技の場合、「一本、技ありを取って勝つ」という気持ちで挑まなければなりません。いくら自分が優勢だったと思っても、明確なポイントがなければ、旗判定はどうなるかわからないのです。
「ポイントを取れなかったら負け」そういう気持ちで、組手試合に臨んでほしいと思います。そのためには、型同様総合的な稽古を徹底して行わなければなりません。「組手をがんばりたい」という道場生の中には、型の稽古を軽視している者もおりますが、それは違います。「組手は、型を打つつもりで戦う」のです。「常に体軸を意識し、無駄のない動きを心がけ、運動線を意識する」のです。そうすることで、技の威力が増し、相手が反応しづらい技を出せるようになるのです。
「型」と「組手」は、空手を修行する者にとって、車の両輪です。どちらかが欠ければ、車は走れませんし、両者のバランスが悪いと、スムースに走れません。両者がバランス良く動くことで、車はスムースに走れるのです。
新武会の道場生は、「型」と「組手」、いずれかに偏ることなく、双方をバランス良く稽古し、「型が上手く、組手も強い」そんな空手家を目指してください。皆さんの更なる飛躍を期待しています。
大会に参加させてくださった、極真空手道連盟 極真館 盧山初雄会長、岡崎寛人館長、湖山彰夫国際本部長、秋山利男福島県支部長はじめ、極真館の諸先生方、大会関係者の皆様方に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
新武会出場選手の結果は、こちらをご覧ください。
大会を終えて。皆、お疲れ様でした。
空手道新武会ホームページ