7月14日(日)、新潟県長岡市の長岡ロングライフセンターにおいて、「2013組手競技錬成大会」を開催しました。
私ども新武会では、大会を開催する際、一般的な「選手権大会」という名称は使わず、「錬成大会」という名称で行っています。「選手権大会」は、「最も優れた個人を決めるための大会」すなわち「1人のチャンピオンを決める大会」です。しかし「錬成大会」は、「選手個々人の心・技・体を鍛えるための大会」です。
空手道を稽古しているすべての道場生が、チャンピオンを目指している訳ではありませんし、また、チャンピオンを目指せる訳でもありません。そういった道場生たちにも、試合を経験する場を提供する、そして、空手道の試合を通じて、恐怖、不安といった自身の弱い心と向き合い、その弱い心に打ち勝って試合場に上がり、対戦相手に敬意を持って技を試し合い、試合という経験を個々人の人間的な成長の一助にする、それが「錬成大会」の本旨です。
新武会では、試合に勝つこと、チャンピオンになることを、空手修行の最終目的とは考えていません。試合はあくまで、「明日の自分が今日より強くなるため、成長するための過程」と捉えています。ですから、敢えて「選手権大会」ではなく、「錬成大会」として大会を開催しているのです。
もちろん、選手権大会を否定したり、チャンピオンを目指すことを否定したりしているわけでは決してありません。私自身、17歳で初めて組手の試合に出場してから、51歳の昨年まで、数多く選手権大会に出場し、チャンピオンを目指して試合に臨んできました。運良く優勝出来たこともあれば、決勝まで進みながら敗れたり、1回戦、2回戦という早い段階で敗れたこともあります。そんな私ですから、選手権大会の厳しさ、素晴らしさは、誰よりもわかっているつもりですし、チャンピオンを目指して努力し、勝負の厳しさの中に身を置くことで人間的に成長できることも十分承知しています。
新武会でも、選手権大会で勝ちたい、チャンピオンを目指したい、という道場生には、選手権大会への出場を勧め、選手クラスの稽古を行う等、積極的に支援しています。
さて、今錬成大会、早朝から、保護者の皆様、道場生の皆さんの協力で会場設営を行い、準備万端、と思った矢先にトラブル発生!一時はどうなることかと思いましたが、何とか乗り切り、15分遅れで開会式。その後はスムーズに進行し、終了はほぼ予定どおり。大きな事故もなく無事に終えることが出来ました。
大会に出場してくださった選手の皆さん、大会にご協力いただいた他団体の先生方、準備、設営、運営と多大なご協力をいただいた保護者の皆様、道場生の皆さん、大会がスムーズに進行し、無事に終えることが出来ましたのも、ひとえに皆様方のおかげです。心から感謝申し上げます。ありがとうございましたm(_ _)m
新武会新潟、長岡の各道場から出場した選手の皆さん。お疲れ様でした。目標を達成して満足している人、目標に届かず、悔しい思いをしている人、様々だと思います。「勝っておごらず、負けてくじけず」です。今大会の経験をこれからの稽古に活かし、今日より明日、明日より明後日、着実に強くなっていってください。皆の成長を期待しています。
大会結果です。 http://www18.ocn.ne.jp/~sinbukai/113512.html
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2部は1、2巻だけ読みました。
毅波秀明が再登場してびっくりしました。
陣雷の話、マジっすか
コメント読んだだけで興奮します。
陣雷まっすぐで好きです。
毎月読める環境が羨ましいです。。
B吉さんのコメントだったんですね。
失礼しました。
今月号の修羅でもイグナシオ同様、神武館の陣雷が不利であるはずの道着を脱がず
愚直なまでに自らの空手を貫きました。
現在第弐門連載中なんですがアメリカでお読みになられてますか?
σ(^_^;)
誤解させてすみません。
ブラジルの女の子に言った言葉でしたね。
失礼しました。
ブラジル編ですと徳光さんが言った
「空手は立ってやるもの」を守って
イグナシオが立ち続けたシーンが今も忘れられません。
空手家として心に響きました。
コメントは私ではなく、アメリカのB吉くんという友人です。
ご指摘のとおり、私「修羅」は読んでません…(^_^;)
金持ちの女の子に言ったのは「怖いと認める事と…そこから逃げ出すことはイコールじゃない」でした。
おんなじ意味ですけど。
古俣さんが修羅を読んでいるとは思いませんでした。
(⌒▽⌒;)
わかります。
手術を怖がる金持ちの女の子に言った言葉ですよね。
間違ってたらごめんなさい。
「戦うって事は怖い…って事だ。そしてそこから逃げない…って事だ」