都市化が著しい座間付近でも田舎らしい情緒を味わえる場所が僅かながら残っている。相模川が流れる厚木市に繋がっている座架衣橋の手前で南北に大きく広がる田畑の区画はいつ訪れても気持が晴れ晴れするそんな情緒を感じる場所だ。
ときどき、あてもなくバイクを走らせて相模川の水を導水した農業用水路に活用している小川付近の農道で草花を撮ってみたりすることがある。その近くに大きな向日葵畑があるという噂を聞いたのはこの夏を迎えた6月頃だった。一度訪れてみようと思っていてチャンスを窺っていた。夜勤が明けて朝の気温は26℃、日中は今日も34℃といういかにも真夏めいた向日葵日和な連日である。
昼寝をすませて日が傾く頃を見計らってその噂スポットを訪れてみる。旧盆休みの家族連れが群れをなしているが、畑地が広いせいで騒々しいお祭り場所にはなっていないことが幸いしている。川の方から吹き寄せる風は満開の丈高い向日葵や穂をつけ始めた稲をさざ波のように揺らせている。茜色に染まり始めた西の空に聳える丹沢の山並み、流れ行く夏雲、向日葵とのコントラストを盛り上げる要素には事欠くことがない夕暮れまでのひと時を満喫することができた。
ときどき、あてもなくバイクを走らせて相模川の水を導水した農業用水路に活用している小川付近の農道で草花を撮ってみたりすることがある。その近くに大きな向日葵畑があるという噂を聞いたのはこの夏を迎えた6月頃だった。一度訪れてみようと思っていてチャンスを窺っていた。夜勤が明けて朝の気温は26℃、日中は今日も34℃といういかにも真夏めいた向日葵日和な連日である。
昼寝をすませて日が傾く頃を見計らってその噂スポットを訪れてみる。旧盆休みの家族連れが群れをなしているが、畑地が広いせいで騒々しいお祭り場所にはなっていないことが幸いしている。川の方から吹き寄せる風は満開の丈高い向日葵や穂をつけ始めた稲をさざ波のように揺らせている。茜色に染まり始めた西の空に聳える丹沢の山並み、流れ行く夏雲、向日葵とのコントラストを盛り上げる要素には事欠くことがない夕暮れまでのひと時を満喫することができた。