漫画家、畑中純さんの木版画をあしらったカレンダーを愛用
している。2011年のタイトルは「生物祭」。その月を象徴
するような懐かしい生き物達が登場してきていつもの悪戯的な
木版画の活写を楽しめる飽きのこないカレンダーだ。
5月はあの優しい巨人ジャイアント馬場が歌う「蛙の笛」という
蛙にちなんだエピソードめいたエッセイもこれまた楽しい。
満月の闇夜に唱和する田圃の蛙の群れを従えて、銀の笛を吹奏
するカエルの畑中さんが描くモノクロ版画をみていたら、タイ
ミングを図ったように家の周りから青蛙が合唱を始めた。
ちょうど低気圧が通過した先日の雨降りの宵あたりから、カエル
達は活性を得た様子である。
周りを覆い尽くす草木を根城にする昆虫はカエル達の必須栄養源
で、おまけにこの付近には、無数の棚田用に供する水路、谷川
の渓流というカエルの喜ぶ環境が残っている。
花菖蒲や杜若が石垣の斜面を彩って、ぼちぼち紫陽花の花芽も
大きくなってきた。
ビル・エバンストリオが奏でる「ムーン・ビームス」を聴いている
深夜ながら、辺りの犬でも吼えるのは鼻白む思いがするが、カエル
の合唱は邪魔に思えないから不思議なものである。
している。2011年のタイトルは「生物祭」。その月を象徴
するような懐かしい生き物達が登場してきていつもの悪戯的な
木版画の活写を楽しめる飽きのこないカレンダーだ。
5月はあの優しい巨人ジャイアント馬場が歌う「蛙の笛」という
蛙にちなんだエピソードめいたエッセイもこれまた楽しい。
満月の闇夜に唱和する田圃の蛙の群れを従えて、銀の笛を吹奏
するカエルの畑中さんが描くモノクロ版画をみていたら、タイ
ミングを図ったように家の周りから青蛙が合唱を始めた。
ちょうど低気圧が通過した先日の雨降りの宵あたりから、カエル
達は活性を得た様子である。
周りを覆い尽くす草木を根城にする昆虫はカエル達の必須栄養源
で、おまけにこの付近には、無数の棚田用に供する水路、谷川
の渓流というカエルの喜ぶ環境が残っている。
花菖蒲や杜若が石垣の斜面を彩って、ぼちぼち紫陽花の花芽も
大きくなってきた。
ビル・エバンストリオが奏でる「ムーン・ビームス」を聴いている
深夜ながら、辺りの犬でも吼えるのは鼻白む思いがするが、カエル
の合唱は邪魔に思えないから不思議なものである。
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