楠ヶ丘25P仲間の広場

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 ブルージュのB&B

2006年09月08日 | 旅行
服部です。

今回の旅の宿はブリュッセルで織田さんのお宅に泊めていただいた他はすべてB&Bでした。普通の家の部屋を貸し朝食だけを提供する、いわゆる民宿ですね。あたりはずれはありますが 安く泊まれることと現地の人の生活を垣間見ることができたり オウナーと話ができたりすることが楽しく 私たちはよくB&Bを利用します。今回のブルージュの宿は1838年の建物を改装したものだそうで階段を上がった中二階にバスルーム、さらに階段を上がったところが約50平米の客室です。
ベッド、ソファ、朝食用のテーブルと椅子、ティーセットと電気ポットがあって自分でお茶などが飲めるようになっています。ちょっとアジア趣味のインテリア、各コーナーの照明器具もとてもセンスがよい部屋でした。おいしい朝食付きでふたりで80ユーロ(約12000円)というのが信じられないほどの居心地の良さ。


翌朝マダムはお仕事にお出かけだそうで ムッシューのお給仕での朝食は庭のテーブルにて。手前右下の白いボウルには粒チョコ(パンにのせて食べるらしい)、紅茶用の熱湯は日本の鉄瓶に入っていました。Cote d'or の板チョコが添えてあるのが さすがにチョコレートの国ベルギー風か?パンは7時半開店の近所のパン屋のものだそうです。




翌朝バスで駅に行こうとしたら オウナーが車で駅まで送ってくださったんですよ。ほんとうに親切!オウナー夫妻は教師で学校がお休みの時だけB&Bを開いているそうです。マダムはアジアが好きでインドやアラビアには行ったことがある、ムッシューは子供時代の3年間をインドネシアで過ごして やはりアジアが好きと聞きました。オランダ人ならわかるけれどベルギー人の彼がどうしてインドネシアに? 知りたがりの私は気になって質問してしまいましたが「父は医者でインドネシアが独立した後1950年代に治療や現地の医者の教育のためにスマトラ島に住んでいた。オランダ人は嫌われたが 私たちはベルギー人なので問題はなかった。(母国語はオランダ語だけれど)姉はすっかり現地風になってしまい、帰国した時にはオランダ語で苦労したくらい〔笑)私たちはオランダ語、フランス語、ドイツ語、英語、スペイン語を話す。小さい国だからいろんな言葉を覚えざるを得ない。」とのことでした。