新年 明けましておめでとうございます。
皆様いかがお過ごしでいらっしゃいますか。新しい年が明け、新たな一年が始まり、今日からまた清々しい気持ちで三学期がスタート致しました。大きな震災を経験した激動の昨年でしたが、復興にはまだ多くの道のりがあります。また原発事故による放射能汚染は完全な収束の見込みが未だたっておりません。どうか新しい年が、再生と希望への新たなる一歩の年であってほしい。そのために、私たちに何ができるのか、私立幼稚園の担うべき役割は何であるのか、子どもとそのご家庭のために為すべきことを考え、行動して参りたいと思います。
さて本日、子どもたちがまた元気に園へ戻って来てくれました。短い休暇ではありましたが、心と体の充電もたっぷりできたことと思います。大人の私たちもそうですが、いつも全力投球では子どもたちも息切れしてしまいます。ある一定期間ゆっくり休むことで、また次の課題へと進むエネルギーをため込むことができるのですね。それぞれの楽しかった冬休みの話をじっくり聞いてみたいと思います。
私のこの休みはと申しますと、例年通りほとんど何処へも出かけず、家で家族とのんびりぼんやりと過ごしておりました。暮れの大掃除では普段なかなかできない大がかりな掃除を徹底的に行ったり、読む時間がなくて放ってあった本をまとめて読んだり、晴れた日には運動不足解消のために公園をあてもなく散歩したり。私自身、心身ともにしっかり充電することができたように思います。
さて、三学期は期間がとても短く、駆け抜けるようにして進んでいく学期であります。大きな行事としましては、子どもたちも既にやる気十分な「発表会」があり、また園のあらゆる行事の中でも最も厳粛で重要な意味を持つ、年長組の「卒園式」があります。そしてこの学期はまた、それぞれの春からの新たなスタートへつなげていく学期でもあります。一日一日を大切にしながら、一年二年三年の学びと活動をしっかり締めくくっていってもらいたいものと切に願っています。
保護者の皆様にも日々の活動や園運営、行事などにおきまして、また何かとお世話になることと思いますが、どうぞ今学期もご理解とご協力をお願い致します。
【本日の一枚】今日から新たにしんじんの仲間入りをした3名のお子さんが始業式で立派に挨拶をしてくださいました。