皆様こんにちは。いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
月日のたつのは早いもので、いよいよ明日は3学期の終業式が、明後日は第48回目の卒園式がおこなわれます。一日一日はとても濃密で、日々はまさに目まぐるしく過ぎていきますが、こうして過ぎ去ってしまうとあっという間の出来事であります。
さて、この3月3日には恒例の「ひな祭り茶会」がおこなわれ、年長組の子どもたちが年中組の子どもたちを招いてお抹茶を振舞いました。例年あお組はきいろ組を、そら組はもも組を、ばら組はすみれ組をという風にクラスごとに行う茶会ですが、ただお抹茶を振舞うということ以上の深い意味が込められています。それは、真人幼稚園の最年長であり、リーダーでもある年長児たちから、次のリーダーとしての誇りと自覚が引き継がれる場でもあるのです。少し緊張した面持ちの年中組の子どもたちも、堂々と参加していて、その顔つきやまなざしも一段と年長に近づいておりました。今年もまた大切なものが先輩から後輩へと受け継がれたようです。和やかな雰囲気の中にもどこか厳かで粛々とした空気の満ち満ちたひな祭り茶会が、今年もまた無事終わりました。
そして、今週火曜日には全園児と全教職員が運動場に一堂に会して「卒園生を送る会」がおこなわれました。わかば組、年少組、年中組の子どもたちから、もうすぐ卒園する年長組にクラスや学年ごとに贈る言葉や歌を披露し、年長組の子どもたちからも後輩たちへ送る言葉と歌が披露され、心温まるひと時となりました。ささやかだけれど、心がちゃんとこもっているのです。園長としてこんなにうれしい瞬間はありません。本当に素晴らしい子どもたちです。思い残すことのない、充実した一年が間もなく終わろうとしています。
そんな「ひな祭り茶会」と「卒園生を送る会」の模様をデジブックにまとめてみました。どうぞお時間のある時にごゆっくりご覧ください。
デジブック 『卒園生を送る会2016』
デジブック『ひな祭り茶会2016』
【今日の一枚】園庭の花壇に咲いたクロッカス。今年はいつになく園庭のあちこちにたくさん花を咲かせました。