みなさんこんにちは。
きょうは金曜日でキッズランドのポール先生が朝から園に来て子どもたちと遊んでくださいました。(写真の右端の赤いトレーナーを着ているのがポール先生です)以前、茶話会でポール先生のことが話題に出たことがありましたが、保護者の皆様の中にはポール先生が毎週子どもたちの相手をして下さっていることをご存知ない方もおられることをはじめて知りました。
毎週水曜日と金曜日の降園後にイングリッシュキッズランドで英会話を教えているポール先生ですが、金曜日の午前中は英会話教室とは別に真人の子どもたちみんなと遊んだり、順番にクラスに入ってデモレッスンをしてくださったりしています。どんなことをして遊んだりレッスンしているのか、機会があればお子さんにぜひ聞いてみて下さい。
さて、昨夜テレビでご覧になった方も大勢いらっしゃることと思いますが、日本ハムファイターズがとうとう優勝しましたね。44年ぶりだそうです。毎年毎年優勝争いに加わるということも大変なことでしょうが、何十年間ものあいだまったく優勝とは無縁であり続けるというのもまた、なかなか出来ることではありません。よほどやる気がなかったか、よほど弱かったか。それがある並外れた個性と実力を持つひとりの人間によってわずか3年で優勝までしてしまう。すごいことだと思いませんか?
私たちは何かにつけとかくひとりの力では何も出来ないとはなから決めつけてしまいがちですが、そんなことはないのですね。ひとりの力は小さくとも(もしそれが人の心を動かすようなものであれば)やがてもうひとりを動かし、それがまた別のひとりを動かし、それは津波のように少しずつしかし確実に広がって、ついには大きなうねりとなる。うねりは大きな力を生み、あるいは自分の持っている以上の力を引き出すことにもなる。「自分にだって何か出来るかもしれない」と思った時の人間ほど力強いものはないですね。そうして、人気も実力もやる気もなかった集団がある日をさかいにガラッと変貌を遂げる。それは奇跡なんかではないのです。たったひとりの人間のやる気と勇気が人の心を動かしただけのことなのです。
私はとくにプロ野球の熱心なファンではないし、ひいきのチームもありませんが、ファイターズの選手たちを見ていたら、「ああ、やっぱり人間てええもんヤなぁ~」と(関西弁で)ふと思った次第でありまする。
これは何も野球チームに限ったことではなく、あらゆる組織、団体、チーム、そして家族にも言えることかもしれません。
私も願わくば、この幼児教育の仕事を通して人の心を動かすようなものを残していきたいと思っています。