われらしんじんのこども

真人幼稚園の子どもたちの日々の様子や、
  楽しいエピソードなどをお伝えしています。

旅の終わり

2005-07-30 17:50:16 | Weblog
 短い旅が終わろうとしていた。氷熊さんのご好意で私たちは水を汲むことができた。実際飲んでみると、確かにとても冷たく澄んでいる。なによりも大変に美味い。間違いなく妙高山の水である。子ども達はそれぞれ水筒に水を詰め、氷熊さんに別れを告げてから再びバスに乗りこんだ。

 バスが出発する頃、思い出したように雨が降り始めた。




  
  

  (17年度 真人キャンプ【総集編・第二部】了。
   なお今日はじめてご覧になる方は、総集編第一部までもどってご覧下さい。)
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氷熊さんが子ども達に話してくださった

2005-07-30 17:40:27 | Weblog
妙高山は別名「須弥山」といい、世界の中心であるといった意味があるのだそうです。
そしてそこから涌き出る水は間違いなく世界一美味しい水であり、その水が、じつはこの私の家の前まで流れてきているのです。どうかみなさん、その水を汲んでいってお父さんお母さんにも飲ませてあげてください。
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エペレで氷熊さんと出会う

2005-07-30 17:32:34 | Weblog
 いもり池をあとにした私たちは昼食をとるため、エペレに向かう。
 みんなではじめましてと挨拶したあと、ホールと広間にわかれて昼食。おにぎりとスキー汁(豚汁)をいただく。
 山の上の世界一美味しい水が、じつはエペレの庭まで引いてあることを初めてひぐまさんからお聞きする。それを持ち帰ることは可能でしょうかと尋ねると、もちろん可能ですよ、とのこと。子ども達のためです、すぐに準備しましょう。
 それを聞いた先生方の喜びようは大変なものだった。
 
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いもり池6

2005-07-30 17:17:54 | Weblog
時折、雲の切れ間から妙高山の全貌が姿をあらわす。

「あれが、今日みんなが登るはずだった妙高山」
 担当の先生にそう教えられると、子ども達は息を呑むようにじっと見上げた。
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いもり池5

2005-07-30 17:12:08 | Weblog
 いもり池にはその名の通り「いもり」が棲んでいた。「いた。」と過去形なのは、いま棲んでいるかどうかわからないからである。その昔、この池がまだ手付かずの原生林に囲まれていた頃には、確かにたくさんのいもりがいた。しかし人間がどんどん足を踏み入れ、道路が作られ、民家が建てられ、我々のような観光客が大挙して訪れるにいたり、少しずつ自然は壊されつづけていった。自分の趣味のためにその池にはもともといるはずのない外来の魚をこっそり放流するような輩が、私たちがなによりも大切にしなければならなかったものを取り返しのつかないレベルまで損なった。そしてたぶん、私自身もそれと気づかぬうちに、加担しつづけているのだ。
 
 いもりの消息はいまだ不明である。
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いもり池4

2005-07-30 16:52:09 | Weblog
いもり池は牡鹿池の水よりはるかに澄んでいる。妙高山と黒姫山の地形や地質の違いによるものと思われる。水の美味さという点では、妙高山から流れてくる伏流水に勝るものはない。
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いもり池3

2005-07-30 16:45:21 | Weblog
いもり池の周囲にも散策路があり、ぐるりと一回りすることができる。
水芭蕉の群生地でもあり、春先には大勢の観光客でにぎわう。
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いもり池2

2005-07-30 16:40:53 | Weblog
いもり池はスイレンの花が見事に咲いていた。
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いもり池1

2005-07-30 16:38:31 | Weblog
童話館を後にした私たちは、エペレに行く前にいもり池にも立ち寄ることにした。憎らしいほど晴れて、太陽まで顔を覗かせていたからである。それから、できれば今日登るはずだった妙高山を間近に見せたかったのである。
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童話館4

2005-07-30 16:32:13 | Weblog
お話だいすきな子ども達。すごい集中力でじっと聞き入る。
「やまんば」の不気味な物語世界にしばし遊ぶ。
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