キトラ・ボックス

「キトラ」というタイトルの一部でチョイス。

確かにキトラ古墳の話でもあったんだけど、それ以外に中国の情勢（ウイグル自治区などへの弾圧）などを絡ませてあったりとちょっと国際的。

その現在の国際的な部分はなくてもいいかなーと私は思った。
むしろ、考古学の推理だけで進んで欲しかった。

ストーリーの続きはないのだけど、登場人物は引き続いている前の作品があるんだって。
もう読まないけど。
キトラのほうだけでも充分楽しめるし。

三次郎は、なんだろう？
下心満載がちょこちょこ垣間見えるのだよねｗ

ポーの一族 ～春の夢～

40年ぶりの新作。

エドガーもアランも永久に終わらない旅のさなか。

絵のタッチが変わるのは仕方がないけど、少し受け入れられない部分もありつつ読めばポーの世界。
昔ほどファンタジックな世界ではなかった。
永遠の旅の中には戦争もあるだろうから、今回のようなストーリーになったのだろうな。

なんとなく、Studio Lifeが演った「エッグ・スタンド」を思い出させるような時代背景。

絵は昔の方がスタイルがすらっとしてたね。

私は「シャーロック・ホームズの帽子」のエドガーがすごく好きだった。
あれはファンタジックだったな。
またあんなファンタジックな世界も描いて欲しいです。

君に届け 29

次でとうとう最後。

最後まであやねちゃんが心配だったけど、ひとつの終わりを迎えた。

そこだけを何回読んでも、泣ける。

でも、あやねちゃんは大人だった。
ピンの言葉を受け止めた。

でもさ、ピンはさ、どうだったんだろ？
ほんとのところを知りたいね。

だって、

「待ってた」んだよね。

それがたとえ、合格発表でも、

「お前が来るのを待ってた」んだよね。

そこだけ取れば、完全にやったー！！！って感じなのにさ。
ね。。。

そして、
「味方だ」っていうし。

それはみんなにも言ってたけど・・・。

卒業式のとき、あやねちゃんもピンも大人だった。
今まで通りに向き合えるって、ピンがちゃんとした答えを誠実に見せたから。

あやねちゃんも答えを知ってて、答え合わせに行ったんだ。
怖いと思うよ。
何回も言われてるんだもん。
書いてるだけで泣きそうｗ

そして、いつもあやねちゃんを見守ってくれるケントって、ほんとすごい。
そんな男子友達ほしいよね。

そう言えば、ドリカムの「サンキュ。」って女友達なのか男友達なのかどっち？って話があったな。
美和ちゃんは、特定していない。
私は男友達だと思ってるんだけど、ケントってこの「サンキュ。」の友達っぽい。

最終巻も号泣だろうな。