かがみの孤城

話題になっていた本ですね。
読んでよかった。
おもしろかった。
すごかった。
終わりに近づくにつれて、読み進めるページ数が増えてく。
今日は返却したかったから、一気に200ページ読んだ。
それでも、読み疲れしなかった。

伏線がきちんと回収されてるだけでも、スッキリするのに、後日談がステキだった。

こころが望んでいたことが起きる。
それが想像以上の形で起きる。

アキの正体もわかった。
時間軸がキーだってことも本が好きな人にはすぐにわかるだろう。

だけど、それを超える結末に涙が止まらなかった。

できるなら、フウカとウレシノの後日談もほしかったくらい。
どこにつながるんだろう？
彼女たちはこころから見たら未来の人だから、誰も触れられないのかもしれない。

かがみの城の中でのことは、彼女たちにとっては前世の約束になっているのかな。

ほんとに素敵な本でした。


そういえば、ハケンアニメも気持ちいい終わり方だったわ。
読者を裏切らないというか、そこがいいよね。