『ちょっと今から人生かえてくる』北川恵海 を読む。
『ちょっと今から仕事やめてくる』の続編。
続編というか、裏エピソード。
五十嵐先輩の話は、またもや何とも言えない気持になる。
それぞれがそれぞれの悩みや思いを抱えていて
根っからイジワルで、どうしようもない極悪人って
そんなにいないのかもなぁと思う。
だからってひどいことをしていいってことではないけれどもね。
働くって、どういうことなのかなぁ。
楽しいだけの仕事というのもない気はするし。
でも、自分を痛めつけなければできない仕事というのは
それはもはや、仕事ではないのでは?
「仕事をそんなに簡単に辞められない」という隆に
「じゃあ何より簡単なの?」ときくヤマモト。
自殺寸前の隆に向かって。
本当に言うんだよね、切羽詰まった人って。
「死ぬほうが簡単」って。
言われた側は、どういえばいいのかって
答えたのはもう何年も前なんだけれど、それからもずっと考えてた。
その時自分の言ったことが、そう的外れではなかったのではないか
そう思えたことは、少しだけ気を楽にしてくれた。
でも、自分を痛めつけなければ
できない仕事というのは
それはもはや、仕事ではないのでは?」
↑まさしく今ぶち当たってるテーマでした。
相手の今の行動だけでなく、
背景や今までの努力を知って
そこを受け止めようとしたけど
何のために今の仕事を選択したのか
自分の生活を犠牲にしてまで
やるべきなのか
もうしばらくグルグルします(苦笑)
そして、悩むっていうことは
それだけいつも真剣な証拠だし
それだけ活動してる証拠でもあるんだって
今更ながら気付かされます。
忙しくなる前に
図書館にでも行って読んでみようかな♬
紹介してくださり
ありがとうございます。
なにかが見えてくるのかもしれないね。
私にとっての読書は「旅」なので。
いっぱい読んで、その多くは一瞬立ち止まって
通り過ぎてしまうことになってしまうのかもしれないけれど
のちのち何かの瞬間に「キラリ」と光ってくれるようです。
自分をいたわったり励ましたりしながら、
歩いていけるといいですね。