『パリの空の下で、息子とぼくの3000日』

辻さんのことは、

ミュージシャンで作家、

結婚とか離婚とかは、してたかもね…

(個人的な問題だと思うので、

その辺りの憶測記事は誰のものでも読まないようにしている)

くらいかな。

ちゃんと認識したのは

「チョイ住みin London」という番組で

俳優の成田凌さんと１週間暮らすのを観たとき。

もう5年も前らしいけど。

先日再放送も懐かしく観ましたね。

どこか超然としているような、

独特の感性をお持ちなような

(そりゃそうよ、芸術系のお仕事をされている人は

何かしら違うところが際立っているんだろうなと思うし)

そんなイメージでしたが、

画面越しにみる辻さんは

それだけではなく、ごく普通の気のいいおじさんでもありました。

料理上手！

本では、父ちゃんとして過ごす日常が書かれているのだけれど

「パリ暮らしなんてオッシャレー」

なことばかりじゃなくて

息子を育てる、それも異国で１人で、

そのなかで生まれる

これでいいのかな

いや、これしかできない

これがうちの決まりなんだ

いや、でも…の葛藤とか

ここで生きていくんだ！の覚悟とか

どんなに息子のことを思っているか、という親心とかをたくさん感じました。

こういう面もある人だったんだ。

辻さんが62歳だということに驚愕、

うちにもいるよ、その年齢の人。

その人が18歳の息子と外国で…

…ないな。

この人、どんな人なんだろう。

ちょっと興味が湧いてみたり。