ショッポーの趣味部屋

鉄道・旅行・散歩・・たまにグルメ?の、のんびりブログです。

Nikon F4Sの思い出。

2015-08-25 21:55:08 | 旧 涙の反省部屋
今から19年前の今日、1996年8月25日。
Nikon F4Sを壊しました。


この日は、貨物廃止が9月いっぱいまでと迫った飯田線北部に
ED62牽引の旧客列車が走るということで、早朝からの伊那谷入りでした。


当時のカメラ体制はメインがF4S、サブとしてF90Xを使用しており、
この日は三脚にF4+サンニッパを付けて、F90Xは手持ちで撮影する
段取りでした。


イメージ 1
少々、曇りがちで風はあるものの、時折は陽が差す上々の天候。
169系の快速などを撮りながら、”本番”に備えていた最中の事です。


ふと、もう少し右寄りのアングルはどうかな??と、
三脚から数歩離れた時・・・フワッと強めの風が吹きました。
何気なく三脚の方へ振り向くと、まさに三脚が倒れる瞬間でした!
咄嗟に駆け寄れば、手で防ぐ事が出来たようにも思いますが、
なぜか体は反応せず、スローモーションのように倒れてゆく三脚を
呆然と見ていました。


『ガシャン!!』と嫌な音がして、カメラから破片が飛び散り・・・(涙)
まさに血の気が引くとは、ああいう瞬間なのでしょうね。
そばまで行き、カメラを見た瞬間に『こりゃダメだ・・・』と即座に
判るほどのダメージでした(号泣)
レンズの方は??とF90Xに取付けてみると、幸いにもそちらのほうは
無事でした。


倒れた原因は三脚の最下段のロックが甘かった事。
嗚呼・・・
それ以来、未だに三脚を使用する時は『チェック、ダブルチェック』を
欠かしておりません^^;




そんなこんなで、すっかりテンションの下がった中・・・


イメージ 2
自分の心中のような曇り空の下をED62がやって来ました。


後日、F4をNikonの銀座のサービスに持ち込んだところ、
やはり修理不能の判定(号泣)
しかしながら、壊れた機材を下取りにすれば何割かの負担で
新品を購入出来るということで、2代目のF4Sが手許へとやってきました。


いま思うのは・・・
あの時、駆け寄って手を出していたらカメラとレンズの重さで
手が潰れていたのでは??
初代のF4Sが身代わりになってくれたのでは?・・ということです。


鉄道撮影復活のきっかけを作ってくれたNikon F4S。
2代目とはなりましたが、たまにはフィルムを装填して撮影したいと
思ってはいるのですが、なかなか行動に移せないでいます・・・


嗚呼・・・







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