フリーセックスは悪魔です。神様の理想がこの地上から跡形もなくなるようにさせ、足を踏み入れることができなくなるようにする破壊的な作戦です。そして、麻薬を通して精神異常者をつくっておきました。このような所では、正常な立場の天理大道の原則、愛の花、愛の夫婦の理念を探し出すことはできません。このような状態で、神様の復帰の理想を成し遂げることができますか。四十年で、なぜアメリカがこのようになったのかというのです。先日、なぜフリーセックスになったのかということを話しましたね? 話しましたか、話しませんでしたか。どうして近親相姦関係が起きたのか、そのような話をすべてしたでしょう?
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フリーセックスと近親相姦関係が勝手気ままに勢力を振るう世の中になりました。これは、どうしてこのようになったのでしょうか。イエス様の時に、このようなことを解決しなければならなかったのです。再び再臨主が来て、必ず近親相姦関係を解決しなければなりません。しかし、来られる主を追い出してしまったので、自由世界がそれを知らず、今、地獄に落ちていっているのです。みな列をつくって、がけから落ちていくのです。ここで転換するすべが分からないのです。私がいれば、あのようになりませんでした。自由世界が先生を追い出し、四十年間でめちゃくちゃになったのです。これを私が、四十年の間で地獄から再び上がってくる時まで…‥。そのようなことをすべて詳しく話そうとすれば、きりがありません。
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女性一人で完成することができますか。できません。アメリカの女性は、「私は嫌だ。私は結婚しない、結婚したくない、でも子供はもちたい!」とそのように言うでしょう? どうしてそのようになったのですか。「祖父母も必要なく、父母も必要なく、夫婦も必要なく、兄弟も必要なく、すべて必要ない」と言うのです。そして、一人では生きられないので男性同士くっつき、女性同士くっついて、それで慰労するのですか。それが慰労の方法ですか。どこから近親相姦が出発しましたか。その背後はフリーセックスです。
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この地上で暮らしている男性や女性は、動物的人間に転落してしまうのです。言い換えれば、性問題においては動物と同じだというのです。これがどのようになってしまったのかというと、おじいさんが孫娘を連れて暮らし、叔父が姪を連れて暮らすのです。このように、理想的愛の圏内では想像もできない破滅的環境を中心として、世の中は崩れていくというのです。母親と一つの家で暮らしながら、娘が父親と愛を行うのです。そのように暮らしながら、テレビに出てきてインタビューまでしています。アメリカには、このような近親相姦関係が二〇パーセント以上あるというのです。
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神様は、堕落した人類を干渉することができません。自分の愛していた恋人を奪って子供を生んだのです。そのような所に訪ねていき、その悪魔の隣で愛することができますか。これは空言ではありません。それゆえにローマも淫乱によって滅びたのであり、アメリカも今、淫乱によって滅びるのです。ポンペイのような所に行けば、今も淫乱の痕跡が残っています。三代で近親相姦が起きた痕跡です。アメリカのような所は二〇パーセントがそうです。これは滅びるようになっているのです。
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アメリカが、なぜ滅びつつあるのか分かりますか。私が以前警告しました。近親相姦関係がどれほど多いか知っていますか。二〇パーセントです。この国がです! おじいさんが孫娘を連れて暮らし、父親は、その妻がいるのに娘を連れて暮らしているのです。終末的滅びの徴兆がすべて現れ、天から原子爆弾が投下され、直撃爆弾を受けかねない時代に入っているという、この恐ろしさを知らない先進国家です。そこに私と統一教会が必要なのです。統一教会がなければ、収拾することができません。絶対にできません。
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男性は天使長の立場です。それゆえに、アメリカでは、自分の娘と自分の母親までも犯す事件が起きています。親族による近親相姦問題が二〇パーセントを越えています。サタンがおばあさんから、自分の母、自分の弟、自らの娘まで攪乱しているのです。それゆえに先生は、そのようなサタン圏を全滅させるために、地獄全体を包囲する作戦を立てているのです。
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イエス様が十字架で亡くなることによって、左側であるサタン世界が勝ちました。ローマ教皇庁が責任を果たすことができなかったことによって、フランス革命、人本主義を経て、無神論的物本主義に落ちていったのです。神様を追放し、人間を追放し、物まで追放して哀れな存在になりました。食べるものがなくて苦しんでいるのです。誰がそのようにさせたのでしょうか。
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神様がそのようにさせたのです。この民主世界において黄金万能を誇り、キリスト教文化圏の恩賜を知らず、それを天の前に返すすべを知らず、人間的責任を果たすことができずに、動物的人間になってしまったのです。キリスト教文化の背景を中心とした家庭において、どうして近親相姦というものがあるのですか。悪魔の祭物となって腐ってしまったのです。
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アダムは、十代で堕落しました。父母の承諾なく木陰で堕落してしまったのです。そのように蒔いたので、そのように出てくるのです。なぜこの時代において、十代が世の中の問題になり、誰も手をつけることができない全権時代になったのですか。これは避けることができません。これを料理することができる唯一の道は、来られる真の父母の道理を知ることです。真の父母の道理を知らなければなりません。分かりましたか。
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韓国の歴史において世界的に誇れるものとは何かというと氏族圏です。先祖を崇拝して一つの伝統と純粋な血族を保ち続けるために、神様が摂理の中で残された民族だというのです。ですから、そのような不倫の輩が出てこないように、早く整備をしなければなりません。今、アメリカのような所では近親相姦が問題になっています。おじいさんが孫娘を連れて暮らし、父親が娘と暮らし、兄が妹と暮らし、ありとあらゆる事件が起きています。今、そのような風潮が生じており、八親等同士で結婚するようなことが起きているのです。これをなくして処断してしまうのです。それを整備しなければならない私たちの使命は大きいのです。清い氏族を継承する伝統を守り、民族の道徳観念を継承、養育させなければならない責任があるというのです。
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(2) 絶対純潔、血代を汚してはならない
千代、万代純潔を守る血代に神様はついてこられるというのです。千代、万代、直系の血統をいかにして残すかということが、私たち人間の願いであり、人類始祖アダムとエバの願いだったという事実を知らなければなりません。その伝統的な思想は、今でもなくなっていません。なぜですか。神様が計画されたことは絶対的だからです。そのみ旨は、いつか必ず成し遂げられなければなりません。成し遂げることができなければ、神様になることはできません。これは変わることがありません。数多くの宗派の争い、数多くの宗教の争い、数多くの国家の争いは、神様のみ旨ではありません。神様のみ旨はそのようにはなっていません。それは、すべて壊れていくのです。
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真の父母は、アダムとエバが失敗したすべてのものに責任を負い、それを解決してあげなければなりません。解決しなければ、真の父母の位置に戻っていく道がありません。父母が蒔いたので、父母となる者が収穫し、悪いものは火で燃やし、良いものは倉庫に入れ、万民が要求する種を分配してあげなければなりません。それが原理のみ言です。真の愛のみ言です。純潔の血統のみ言です。理想夫婦の愛のみ言です。それ以外に人間として訪ね求めていく道はありません。それ以外はすべて消えていくのですが、これは、人間の生命と共に、永遠の生涯と共に行くのです。それほど貴重なものです。
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本然の血統を失ってしまった所では、心情文化は生まれません。文化というものは、歴史性を通じて連結されるものです。家庭を中心とし、社会を中心とし、国家と世界を中心として、これが連結されなければなりません。「本然の血統と連結された心情文化世界を完成することをお誓い致します」、純潔な血統を残すことが問題です。それができなければ、自分たちと心情文化世界が断ち切れてしまうのです。あの膨大な天国は、私が暮らすことのできる心情的基盤となっているのですが、心情文化世界ができなければ、その世界が断絶されるのです。それゆえに、心情文化圏を中心とした生活をしなければなりません。
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堕落は何によってなされたかというと、淫乱によって堕落したという結論を私たちは話すことができます。堕落論を語る前に、このような話をすべてしなければなりません。サタンは淫乱の神でした。淫乱の神です。神様は何ですか。純潔の神です。これは何のことでしょうか。血統です。血筋のことを言っているのです。サタン世界はすべて淫乱の世界、悪魔の世界です。
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清い血統、純潔な血統を維持しなければなりません。神様が堕落したアダムとエバを追放したのと同じように、血統が汚されれば完全に自分を除去してしまい、堕落した人と同じように、再び人類の後ろに回って入ってこなければなりません。今後、責任者には、このような純潔を守っていく人だけがなることができます。この人たちが主流の伝統思想を受け継いで相続していくはずです。祝福を受けた家庭が再堕落することは、許すことができません。この西洋社会は、めちゃくちゃです。
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麻薬中毒になれば、どのようになるか知っていますか。愛の中毒は、麻薬中毒よりももっと強いということを知りませんか。偽りの愛の中毒に引っ掛かって、人間がこのように滅びるようになったのです。気分が良いですか、悪いですか。顔は厚かましく、よく整っていますね。女性もそうです。女性が二つの心をもったのです。夫と愛する時、「神様が訪ねてこられる」と思わなければなりません。自分の夫に「神様が降臨された」と思わなければなりません。「寝る場所を今晩きれいに整えなければならない」と言って、あらゆる精誠を赤ん坊の種の時から動員しなければなりません。赤ん坊の時に動員し、兄弟の時に動員し、夫婦の時に動員し、母の時に動員して、四大心情圏を動員したそのような純潔な夫と妻が愛するというのです。そのように考えてみましたか。
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女性というものが、どれほど恐ろしい存在でしょうか。女性一人を誤って扱えば、国も滅び、一族も台無しになるのです。また、女性も同じです。夫一人誤れば、国も滅び、自分の一族も滅び、先祖から残してきた純潔の一代がすべて傷つくのです。深刻です。それゆえに、女性の前における最高の真理の真の本体は何かというと夫です。夫に対して初愛を与えたというのです。初愛は交換することができません。神様を与えても交換することができず、アダムを与えても交換することができません。完成した神様とアダムの二人をあげて、初めて交換するようになっています。このように途方もないものだというのです。
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神様も干渉することができず、サタンも、つくっておいたのちに「おい、おい! 間違っていた。もう自分もついていくことができない」、このようになりました。ですから、喜ぶ人がいません。それで、自殺する人がますます増えていきます。自分の体にとって最も貴いものとして守らなければならず、このような価値的な愛の本拠地として守ってきた純潔を四方から蹂躙するのです。お父さんとお母さんが保護することができる環境にならなければならないのに、おじいさんから、お父さん、お兄さんへと、このように蹂躙してきたのです。ですから、夢でも男性は見たくないのです。死んでも嫌だというのです。
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体を占領しなければなりません! 体と連結した五官を占領しなければなりません! 肉的な愛についていくのですか、精神的な愛についていくのですか。千万回死ぬようなことがあったとしても、貞節を守らなければなりません。結婚する女性と息子、娘たちは、純潔を守らなければなりません。結婚前は純潔を守り、真の人と結婚したのちには貞節を守らなければなりません。分かりますか、この女性たち。
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エデンの園で青少年問題をまき、誤って結婚したので、ひっくり返して再び天の側において結婚式をしなければならず、血統を転換しなければならないという論理を理論的に肯定しなければなりません。それで、青少年の絶対性、純潔を主張するのです。絶対性です。絶対的です。何ゆえにですか。絶対的愛ゆえにです。唯一不変の永遠の愛ゆえにです。永遠の愛ゆえだというのです。愛ゆえにこのようになったのであり、偽りの愛ゆえにこのようになったので、真の愛にひっくり返さなければなりません。
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生殖器を保全しなさいというのです。オリジナル生殖器を保存する運動をしなければなりません。神様は、純潔な愛の器官を創造されたのです。皆さんは、それを守らなければなりません。絶対的器官です。絶対一つの方向です。絶対一つの方向に連結した愛の道に永遠に従わなければなりません。神様が本来願われた生殖器だというのです。人々は、それが愛の宮殿であるということを知りません。愛の宮殿、生命の宮殿、血統の宮殿、良心の宮殿だというのです。四つの宮殿が一箇所に集まったのです。最高に神聖な場所です。永遠に清く守っていかなければなりません。
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絶対純潔の伝統をいかに残すかということが問題です。これを汚せば、イスラエル民族は石で打ち殺しましたが、今は違います。それよりももっと恐ろしいのです。アダムとエバという独り息子、独り娘を追放した神様のその心情の前に再び堕落するということは、夢にも考えることができないというのです。それで、限界線を宣布しなければなりません。限界線を宣布するその日となる時に残された者たちは、すべてサタン側に残された長子の中の悪の長子たちです。
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カナン復帰路程において、モーセに従い、今こそカナンの地に入城しなければなりません。今こそ王権を取り戻さなければなりません。エジプトでの四百三十年の受難の道において、神様の四千年歴史の悲惨な、それ以上に悲惨であっても耐え、すべてのことを越え、天の前に慰労して、謝罪することによって天国に行くのではありません。悔い改めたからといって天国に行くのではありません。峠を越えて悔い改めたのちに天を慰労し、真の父母を慰労し、その息子の新しい血筋をもって、永遠に純潔的血統を残そうと誓って約束した基台の上において、相続権が展開するのです。はっきりと知らなければなりません。
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神様の前に誓約をしなければなりません。今まで、自分が純潔を中心として生きることができなかったことを、すべて振り返って否定し、新しい真の純潔と貞操を誓うのです。統一教会は、嫁に行くまでは純潔を守り、嫁に行ってからは貞操を守らなければなりません。それは、誰のためでしょうか。自分のためではありません。夫と家庭と国と世界のためです。そうでなければ、永遠の世界である天国に入っていくにおいて、個人的な天国、家庭的な天国、民族、国家、天宙的な天国、神様の愛に定着することができる位置まで行くことができないのです。どうすることもできません。
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未来の世界は、家庭の純潔を保全し、家庭の価値を守護するという道徳律が定着するかしないかによって、天国と地獄の分かれ目に置かれるようになるはずです。世界各国が一様に悩んでいる青少年の退廃と絶え間ない麻薬による犯罪、増加する家庭破壊と離婚、エイズの蔓延、性犯罪などを、政治権力によって解決することができますか。現在の学校教育や宗教的教えでも解決することができずにいます。
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今後、先生が祝福する時は、浮気をして貞節を蹂躙した人はしてあげません。純潔な男性、女性でなくては結婚させてあげません。エデンの園のアダムとエバが定着して天下の公的な位置に立つようになるとき、堕落した息子、娘を集めて祝福してあげるでしょうか。そのようなことはあり得ません。それゆえに、浮気をして男女関係がある人は、どのような男性や女性であっても、今後、統一教会の祝福を受けることができないということを知らなければなりません。純潔な未婚の男女でなければならないのです。そうだとすれば、「祝福を受けて生まれた息子、娘しかいないだろう」ということが先生のみ旨です。それで、祝福家庭の子女だけを結婚させてあげるのです。
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ここから、女性はすべて貞節を守るのです。純潔な宗教は、性問題を絶対に拒否する宗教とならなければなりません。それで、キリスト教が「すべての罪は骨の外の罪だが、淫乱は骨の中の罪だ」と言ったのです。サタン圏内の世界とはこのようなものです。このようにして、すべて妨げているのです。数多くの人々は、サタン世界の愛に反対してきました。すべてサタン世界になってしまうところを、神様は、イスラエルの宗教とキリスト教を中心として、世界を革新し、新婦の貞節の道理を立ててきたのです。ここから新郎新婦が一つになれば、この二つの世界は道が開けるのです。
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それで、歴史的な伝統世界の純潔な新婦、純潔な新郎が来て愛し、一回りするようになれば、これがすべて崩れます。それゆえに、歴史始まって以来、キリスト教文化圏を開門するために、大勢の女性が犠牲になってきたのです。捕まえられていって強姦され、主権者たちからあらゆる辱めを受けたのです。
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もしイエス様が結婚して、自分が愛する以上に愛してくれる女性と愛を成していれば、そこから生まれた息子、娘を、悪魔は引っ張っていくことができるでしょうか。神様が連れていくのです。キリスト教徒たちは、「何だかんだ」と言って大騒ぎするでしょう? 純潔なイエス様が、善の男性として善の女性を迎え、神様が保護することができる家庭をもっていれば、どのようになっていたと思いますか。そこで善の息子、娘が生まれていれば、二千年が過ぎたのちには、既に世界は統一されていたはずです。一族なのです。七百年もかからないというのです。そのようになっていれば、イスラム教やイスラム教徒は現れていません。
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純潔な高次元的な良心、高く、広く、深い良心世界の活動舞台を追求し、そのような愛の基台を願う人であればあるほど、霊界における活動舞台は、広く、高く、大きくなるのです。自分のことだけを考えれば、どんどん狭くなっていくのです。
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祝福を受ける夫婦は、自分の家庭と夫婦の結合を神様の前に誓約し、配偶者に対して永遠の信頼と純潔を誓い、そして子女に対しては、高い道徳と純潔を教えながら養育することを約束するはずです。この夫婦たちは、言語と人種と国家と宗教の背景が様々です。しかし、彼らは神様の愛、そして世界平和の出発は神様を中心とした完全な家庭から来るという信仰ゆえに、この祝福式に同参しました。私は、皆さんがこの歴史的な式典において、見物するだけでなく、皆さん、または関係のある周囲の人々と共に神様の前に出て、自らの結婚誓約を更新するように招待します。
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三、真の父母と根本復帰
1.根本問題解決のためには、堕落論を知らなければならない
世界の問題を解決し、人類の道徳問題をすべて解消するためには、堕落原理がなければなりません。堕落原理がなくては、人間の問題は是正することができません。これは、サタンが天を裏切り、歴史を引っ張ってきた最後の絶望的終末現象だというのです。これは、人類を破綻、滅亡させるためのサタンの戦略です。これを解消しなければ歴史が解かれません。歴史が解かれなければ、歴史を清算することはできません。そこに代案を中心として、神様の創造と理想の代案を中心として、私たちは「神主義」に帰ろう、真の愛主義に帰ろうというのです。それは自分自身のためではなく、利他的なことです。愛の相対を創造しなければなりません。そのような内容でなければ、収拾する道がありません。
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人類歴史の堕落の起源は、結婚を誤ったということです。偽りの父母を中心として結婚式を誤りました。どの時期ですか。青少年の時です。ですから、青少年の淪落はエデンの園で始まったのです。青少年の淪落を植えたというのです。それによって、アダム家庭を中心とした全体の神様の理想は完全に壊れてしまいました。
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そのように植えたものが、ただそのまま植えたものが、次第に大きくなり、終わりの日になれば、このように結実する時が来ます。世界的に青少年の淪落を防ぐ者がいません。アメリカが防ぐことができますか。できません。これがフリーセックスの様相を呈し、ホモ、レズビアンの様相を呈しています。めちゃくちゃになったというのです。アメリカの教育やアメリカの宗教が防ぐことができますか。アメリカの政治や経済の力で防ぐことができますか。できません。軍事力で防ぐことができますか。できません。完全にお手上げだというのです。
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それでは、誰が解決することができるのでしょうか。神様だけが解決することができます。偽りの父母が植えたのです。その罪を犯した動機は人間だというのです。偽りの父母、アダムが誤ってこのようにしたのであり、アダムが無知の中で堕落したので、アダムがこの地で完全に知らなければならないのです。神様の秘密と神様の完成基準の目的がどのようになっていて、悪魔がどのような失敗をしたのかということを詳細に知ることによって、サタンを屈服させることができるのです。
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世界の難しい問題の原因は何かというと、男性と女性の二人の人間にあります。男性と女性がもつれたことが国家、世界の問題になりました。天地における問題となりました。この男性と女性における問題とは何ですか。愛です。愛の問題において誤ったというのです。それゆえに、エデンにおいて偽りの父母によって青少年が淪落し、アダム家庭を粉々に破綻させたことを、真の御父母様が来られて収拾しなければなりません。真の御父母様が来られてしなければならないのです。
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神様の愛の血統を伝授し、愛を中心とした生命体、偽りのオリーブの木ではなく真のオリーブの木になるのです。血筋が変わるのです。文総裁は、神様の血筋を連結させることができるすべての理論的な体系をもっている人です。その道を行けばそうです。それは証拠的事実です。
それで、今、文総裁がしていることとは何ですか。青少年問題を中心として、アメリカ、ロシア、中国はもちろん、先進国家の世界の代表的国家は、すべて手を挙げました。宗教世界まで手を挙げました。それを解決することができる特権を受けた者は誰かというと、文総裁だというのです。文総裁しかいません。
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「蒔いたとおりに収める」と言ったので、エデンの園でアダムとエバが青少年の時に淪落することによって、世界的に家庭というものが一つもなくなるように完全に破綻させてきました。その時が終わりの日です。その時が、正に今の現実です。
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アメリカの人々に世界観がありますか。ありません。国家観がありますか。ありません。社会観はもちろん、氏族観、民族観、家庭観もありません。自らの父母をすべて否定しています。個人主義です! 個人主義は何かというと、悪魔である天使長のその位置に戻ることです。男性が女性を否定し、女性が男性を否定するのです。終わりの日になったので、最後にはサタンはその正体を現さなくてはなりません。
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そのようにして完全に家庭を破綻させました。青少年問題、家庭破綻を収拾するすべがありません。サタンも収拾するすべがなく、神様も収拾するすべがありません。神様が収拾することができるならば、エデンの園のアダム家庭の時に収拾していたはずです。エデンの園で手をつけることができなかった神様が、今、滅んでいくこの世に手をつけることができますか。
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これは、誰が責任を負わなければなりませんか。未知で堕落させられることによって、偽りの父母がこのように滅ぼしたので、真の父母が完全に神様の秘密、サタンの秘密を知って、サタンの秘密を神様の前に告訴してしまわなければなりません。「お前、よくよく知ってみると殺人魔だな、こいつ!」と言うのです。いくら隠れて生きてきた殺人犯であっても、その証拠を出されれば、自分の罪状をありのままに告げて判定を受け、永遠の人間世界から流れていってしまうではないですか。同じことです。今の現実が、これとちょうど同じだというのです。
*
文総裁は、悪魔サタンを讒訴することができるのです。讒訴しようとすれば、その基盤、家庭基盤が半分以上を超えなければなりません。それゆえに、もしキリスト教が歓迎していれば、三年半で世界の人類を祝福し、天の眷属にし、神様を解放していたはずです。四十年前に、これをなしても余りあったというのです。それなのに、それに反対することによって、この文総裁を荒野に追い出してしまったのです。
*
人類始祖の堕落によって恨に満ちた神様を慰労しなければなりません。堕落したアダムとエバによって、大きな悲しみのくぎが刺さっている神様を慰労することができる立場で出発しなければなりません。そのようにしようとすれば、悲しみの神様を慰労することができる孝子とならなければなりません。家庭を代表した孝子、国家を代表した忠臣、世界を代表した聖人、天地を代表した聖子の道理をすべてなすことによって、慰労してさしあげなければなりません。それだけではありません。私が間違いなく新しい青少年を動員し、新しい祝福をなして、アダムが破綻させたすべての要素を根絶しなければなりません。
*
人類の願いは何かというと、堕落の仮面を脱ぐことです。堕落の仮面とは何でしょうか。血統が変わったというのです。血統の堕落とは何でしょうか。男性と女性が性関係を誤ったということです。誰を中心としてですか。サタンを中心としてです。
アダムとエバが息子、娘を生んだ時が堕落する前かあとかというとき、「堕落する前だ」と言う人はいません。その息子、娘を生むことができるように、誰が結婚式に責任をもったのでしょうか。神様は、追い出した人々に対して責任をもつことができません。間違いなく悪魔サタンを中心として結婚式をしたのです。
*
ですから、神様がアダムの心に入っていき、夫婦を完成しなければならなかったその位置をサタンが占領し、サタンの血統を植えつけたというのです。堕落することによって下部を覆ったでしょう? 取って口で食べたとすれば、口と手を覆わなければならないのに、口と手を覆ったのではないのです。その場所が血統的恨みの根拠地となりました。
*
そのようなことを考えるとき、文総裁が「契約の箱の中の二つの石板は、アダムとエバのことをいいます」と言ったのですが、それを象徴しているのです。至聖所とは、その場所です。誰も触ることができません。触ってすべて滅びたのではないですか。至聖所は、その場所です。それから、芽を出したアロンの杖です! この杖は何でしょうか。永遠に死なないということです。死んだ杖から芽が出てくるので、永遠に死なないということです。何を中心としてでしょうか。本然の愛です! 愛がなければ死にます。それで、芽を出したアロンの杖が出てくるのです。そのような意義があるので、聖殿に置いて侍ったのです。ですから、神様の体を象徴したものが幕屋です。体は聖所であり、至聖所はその場所です。
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2.なぜ真の父母が必要なのか
私たちに必要なものとは何かというと、真の父母です。偽りの父母から出発したことを、真の父母から出発させなければなりません。偽りの父母とは何かというと、偽りの愛、偽りの生命、偽りの血統を受けたものです。これをひっくり返さなければなりません。ですから、真の父母の愛を中心として、いかにして真の生命と真の血統を受け継ぐのでしょうか。言い換えれば、生命の種を誤って受けたので、これをいかにして再び本然の種として受けるようにするのかというのです。
*
この問題を考えるとき、真の父母がいなければ受けることができないので、この地上にメシヤが来られ、そのメシヤの種、真の父母の新しい生命の種を再度注入し、接ぎ木しなければなりません。これを通して、本然の真のオリーブの木の位置に戻っていくのです。簡単なことです。ですから、神様は、私たちの本当の父母です。ですから、どれほど近いでしょうか。縦的な父母が神様であり、真の父母は横的な父母として、理想の愛を成すのです。
*
なぜ真の父母が必要でしょうか。サタンの愛、生命、血統基盤を清算するために必要です。なぜ男性と女性がそのような位置に落ちましたか。生殖器ゆえにです。本来、生殖器は愛の王宮です。
*
今、その愛の王宮がどのようになっていますか。愛の王宮であり、生命の王宮であり、血統の王宮であるという、そのように貴いものが人間の生殖器です。これは汚いものですか。神聖なものです。それが堕落によって汚いものになってしまいました。
*
本然の神様の観点から見れば、それは汚いものではなく、神聖なものです。最も貴いものです。生命、愛、そして血統がここに連結されています。そのように神聖なものをサタンが汚しました。
*
本来、アダムは皆さんの先祖となる父母だったのですが、神様の愛を連結させることができませんでした。それを連結させることができなかったのです。それゆえに、皆さんの父母は、皆さんを神様の愛に連結させることができないのです。真の父母が違うのは、神様の愛を連結させることができる特権をもってきたという点です。皆さんが父母の言葉を聞かずに統一教会の文先生の話を聞くので、これは社会の正義ですか、悪ですか。正義です。天宙の原則がそのようになっているからです。
*
どのようにすれば真の父母になるのでしょうか。人類始祖の堕落によってふさがった垣根を壊すことができる責任的な条件を立てることができてこそ、真の父母になるのです。私たち統一教会を見れば、ここにはプロテスタント、カトリック、仏教、儒教、イスラム教徒がすべて入っています。仏教もここに入っているのです。そのことを知っていましたか。知らなければ恥をかくのです。ここに入ってくれば、宗教が一つになることができます。それから人種問題ですが、五色人種が一つになることができるのです。
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メシヤは、本然の愛、真の父母の愛を完成した男性として来られるお方です。本然の理想的な代身者として来られるのです。「私」という話をするたびに、これを考えなければなりません。ですから、解放されるのでしょう? そのようになっています。サタンから解放、生活圏において解放、血統圏から解放されればすべて終わるのです。
*
それでは、解放されて何をするのですか。悪魔ではなく神様に侍り、文化圏を形成しなければなりません。真の父母の生活圏を形成しなければならないのです。完成したアダムの位置に立つので、生まれた目的を完成するのです。
*
したがって、私に真の父母の愛が宿り、神様の愛が宿るのです。その愛は、私を完成させることができる調和の根本です。言い換えれば、それは、私に愛があり、生命があり、血統があるということです。三位一体です。
*
真の父母を中心としたところから理想的な歴史の出発、新しい文化の出発、新しい愛の出発がなされ、新しい人生の出発、新しい家庭の出発、新しい国家の出発、新しい世界の出発がなされ、天国と神様の愛の出発がなされるのです。
*
この真の父母という言葉は、今まで知っていたそのような内容の言葉ではないということを、皆さんは知らなければなりません。このような後世と関係を結ぶために国も滅び、個人も滅び、家庭も…‥。したがってこの位置は、数多くの、数千億万の犠牲となった祭物の血が訴えている位置だということを、皆さんは知らなければなりません。
*
聖書には、アベルがカインに殺害されて血を流すことによって、天に讒訴したと書かれています。そのような歴史をすべて解怨成就することができる位置は、この位置しかありません。
*
そのような使命を受け継ぎ、そのような驚くべき蕩減の道をまっすぐにするために集まった群れが正に皆さんです。それが本当に分かれば、自分の命がどうで、私がどうだという不平は、夢にも、千回死んでも言うことができません。
*
本来、神様の創造理想は何かというと、真の父母の名を通じて天国の王国と地上の王国を完成することです。これを知らなければなりません。真の父母の名をもたずには、地上天国と天上天国は生じません。今日、キリスト教徒たちに「イエス様は神様の愛する長子であり、息子であるにもかかわらず、どうして天国に行くことができず、楽園に行っているのですか」と聞いてみれば、答えることができません。
*
天上天国と地上天国は、真の父母の完成と愛の基盤を通してのみ成し遂げることができるものです。霊界に行って王国を統一するということは真の父母の使命であって、ほかの人の使命ではありません。イエス様は真の父母になることができなかったので、楽園に行っているのです。
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