ラケットの捻れがよく分かる角度。
前回打ってみてプリンスX97ツアーがアイデア先行の変なラケットではない
ことが分かりました。フレームに振動吸収性もあり、バックハンドの方を
ラケットの力で補助して強化するというコンセプトが十分実現されて
いるラケットのようです。本当にバックは良い感じでした。
ただあちらが良ければこちらが〜みたいで、フォアとバックでフレームの
しなりの特性が11%変わるせいもあり、フォアの方ではフレームが硬く感じ
少し違和感のようなものを感じてしまいます。
バックだけじゃなくフォアの方でもフレームがもっとしなっても良いような。
でもそうしたらフォアとバックで異なる性能という、このラケットの存在意義
に疑問が出てきてしまいます。この辺はガットで調整するしかないのかなと。
あとラケットを振った時の感触なのですが、バックでは特に問題は
感じないのですが、フォアの時にはグリップの部分に少し重さを感じ
振りが鈍くなっているような微妙な感じがありました。
どうもフォアがイマイチなのはこの辺も原因の一因かもしれないので
もう少し検証してみたいと思います。