今回から変わった外見上の変化の一つにキャップグロメットの形状も変化も。
部屋での素振り用のFPプレステと比較してみました。
ボックス形状の角が少し取れて丸みが増したようです。
フェイス面積が95から98へと変化した分
下に膨らみました。
スロート内側がフラットではなく台形になり
フェイスとスロートの結合部分もより深く長い
窪んだ形状に変化。
グロメットホールの大きさには変化はないようです。
2020年の新しいプレステージで一番大きく改良されたのがMPです。
大きな特徴は98インチで18/20パターンというところでしょうか。
特にガットが18/20パターンというところがプレステMPという
ラケットの特性を大きく決定付けているところで、現在他社の
同じようなスペックラケットだと、ウイルソンのブレードやバボラの
ピュアストライク、テクニファイバーのTF40あたりがライバルと
なるでしょうか。
プレステMPは前作のGタッチシリーズまでは最近の他社の
ライバルのラケットと比べて、硬くて飛ばなくてスピンも
あんまり、という現代のテニスからは少し距離を置いた
良い意味で人を選ぶラケットだったという感じでした。
今作からはその辺のところを少し改良し、もう少し敷居を
下げた設計のラケットになっているようです。
ファイス面積を大きくし、フレームのボックス形状の角を少し
丸くし、スロート内部をフラットから台形状にしたのは
全てボールのパワーアップ繋がると思われます。
ただフレーム厚だけは前作までの21mmから20mmへと薄く
なりましたが-1mmの分、振り抜きスピードは増すと思われるし
フレーム形状の改良で実質+2mm分ぐらいのパワーアップを
してそうなのでトータルでみると問題はなさそうです。
あと前作までのプレステMPってガットの横の上下、特に下部分が
まだ1本ぐらいガットを通せるぐらい凄くスペースが空いていて
その分ガットがギュッと中央に詰まった感じになっていたのですが
今回のG360+からその横のガットのピッチを広くしたというのは
地味にボールの引っかかりやすさと飛びにも効いてそうです。
敢えて今までG360+プレステMPのガットを張って使わず
全豪OPを見る時のお供にしていましたが、そろそろガットを張って
試してみる時期に移行しようと思います。
まずはガットを何にするかを考えなければなりません。