ラケットにブランドロゴが多すぎ問題?
ガットを張り替えたりしながらCV3.0Fツアーをしばらく使ってみました。
それにしてもですが、何となく気になってラケットにあるスリクソンの
ブランドロゴを数えてみたらグリップエンドのところも入れて合計8箇所
もあるっていうのは流石にちょっと多すぎ?
(※ちなみにプレステージだとHEADロゴは3箇所)
それはともかく、個人的に溝なしのFシリーズは予想以上にとても
良かったです。
なんとなくフェイス形状が昔のヘッドのエクストリームのように
かなり丸く、どっちかというとスピンに適性が高い系かと一瞬
迷わせておいて実はボールの抜けが良く、フラット向きだったという。
CV3.0Fツアーはフェイス面積が97インチで100よりも好みに近く
かつ、適度なパワーなのでSX300ツアーよりもアウトを気にせず
気持ちよく打てた気がします。スピン量に関しても1.25mmのブラスト
から1.30mmのポリに張り替えたらしっかり打ったときのボール持ちが
少し良くなり最初のセッティングよりもコントロールがし易く
なったような気がしたのですが、でも持ち味のシャープな球離れが
ちょっと失われてしまって少しモッサリ感も出てしまったようにも
感じたので、次回張り替えるときは1.25mmぐらいのにした方が
良いかもしれません。
SX300ツアーを使っていた時に感じた疑問、シャフトの溝の必要性
ですがFツアーを使ってみた感じでは、溝がないのもかなり面白いなと。
溝がない方がボール離れがシャープで低い弾道のボールで相手を
どんどん押し込んでいくようなテニスに向いているような気がしました。
この辺はメーカーの説明通りFの方は「弾丸派」向けなのだと思います。
ただCV3.0はどうもノーマルの方が認知度が高く、Fの方はあまり
受け入れられているとは言えないようで、使っている方を見かけることが
少ない気がします。
特性がハッキリしていて面白いラケットなのに、勿体ないことです。
ところで今のところSX300に溝なしFシリーズが出るというニュースは
ありません。もしかして社内からも社外からもSX300シリーズに
弾丸派向けFを作って欲しいという声が少ないのでしょうか?
Fシリーズはたった一代限りで終了?
ふと、先日WOWOWでやってたイギリスの著名な首相の実話をベースにした
映画の最後に出てきた言葉が思い浮かんできてしまいました。
「成功も失敗も終わりではない。肝要なのは続ける勇気を持つことである」
W.チャーチル
ダンロップさんは今度ガットも出すし、ラケットの方でも頑張って欲しいです。