HEAD 2018 MXG1
98インチ,300g,315mm,16/19,22mm
先日まで使っていたプリンスのビーストO3 100があまりにも良かった
のである決心を固めたところなのですが、それにはまだ少し時間が
かかるようでもあるので、その間にある理由で使用を断念して
しまっているヘッドのMXG1を今の調整法でリニューアルしてもう一度
復活をさせようと思います。
まずヘッドのMXGシリーズといえばそのあまりに斬新な金属との
融合というコンセプトで有名ですが、個人的には未来的な見た目
にも一発でやられてしまっていました。
真偽は不明ですがMXGシリーズ発売前にはあのナダル選手が極秘で
ピュアアエロとスペックが似通っているMXG3をテストしていたらしい
などの噂も?
新しいのに弱い上にサイバー感がある見た目にも負けて、いわゆる黄金
スペック系は苦手なのにも関わらずMXG3を入手しました。
でもMXG3はパワーもありそうだし、ボールの飛びを抑えられないのでは
という不安が。結局その不安は見事に的中し、MXG3にはかなり苦戦を
することに。
MXG3は元々すごくパワーのあるラケットなのに、横のガットの本数が
通常より-1本少ない18本ということで、ストリングのピッチが広く
抑えも効きにくくて、薄いグリップで打つのがメインの自分が使うと
かなりの暴れん坊ラケットと化しました。
太いポリを張っても抑えるのは難しかったです。
MXGシリーズ共通のマグネシウムと融合した特徴的造形のブリッジ部
98インチでフレーム厚が22mmのMXG1。これなら飛びも控えめ?
という事で斬新な見た目に惹かれたものの、残念ながら使いこなす
事はできなかったMXG3からしばらく時が経ち、ヘッドがもっと
飛ばないスペックの新しいMXGシリーズを出すらしいとの噂を聞いた
時は正直なところ期待と不安が入り混じった複雑な心境でした。
新しく出る予定のMXGはストリングパターンが18/20で(!)あの
レジェンドのイワニセビッチがテストしているなんて話もあって
18/20パターンならイケるかも!?なんて想像をして楽しんでたら
実際に出た新しいスペックのMXG1は16/19パターンだったり。
そんな過去もありましたが、今度こそは大丈夫と信じてMXG1は
ゲットしたのでした。
前のMXG3の時のトラウマから、ガットはヨネックスのポリツアー
ファイヤーを高テンション張り、万全の準備をして打ってみたら
MXG1は想像していたのと違ってボール飛ばない、というよりは何か
ボールの伸びをとても出し難い、意外とクセのあるラケットという
ような感じで、MXG3同様にイマイチ合わない?という流れで
いつの間にか使わなくなってしまっていました。
勿体ない事でした。
今回はそんな過去の失敗を払拭すべく、MXG1を復活させたいと
思います。