この見慣れないブランドロゴマークは何?って思う人は多い?
Xブレード 3.2MPですが、久しぶりに使うのでどんなものかと
グリップ内を確認してみたら、やはり今とちょっと違うノリの
調整が施してありました。
レザーグリップがサイズダウン用のキモニーのKGL161になって
いたのでそれを外し、普通のウィルソンレザーグリップに交換。
これだけでグリップ周辺が重くなりしっかり感が増しました。
そしてフェイス周りにもオモリを付けていったのですが、大体の
いつもぐらいの感じで付けてみても、全然トップが軽くてこれは
今時ちょっと珍しい305mmというトップライトなラケットバランス
のせいだと思われます。
そしてまだ足りないという感じで、どんどんオモリを足していったら
ついに上が貫通してしまいました。
オモリが貫通
今回の調整で最終的に359gに
それにしても今時使っている人が殆どいないのでは?
と思われるブリヂストンのXブレード3.2MPですが、素振り
をしてみると今のほとんどのラケットより空気抵抗を感じて
しまいます。
フレームの断面を見るとかなり凸凹しているので多分これが
スイング中の気流の乱れを生み、引っかかってしまう感じに
なってしまっているのかもしれません。
複雑な形状でボコっとしてるせいで空気抵抗マシマシ?
そしてガットがいつ張ったのかがあまり定かでない、バボラの
アディクション1.25が張りっぱなしの状態ままで打ってみた
のですが、これが思っていたより良かったのでびっくりしました。
一番良かったのは音「打球音」でした。
最近ポリガットを張ったのばかりで打っていたのもあるかも
しれませんが、Xブレード3.2MPで打った時の高音で大きい
打球音が超気持ちよくて、フラットサーブの確率がいつもより
上がってしまう?ぐらいでした。
音が気持ち良いと、テンションも上がるのか他のショットの
ミスも少なくプレーできたような気が。
もしかしたら今は亡きプロビーム(!)の名が刻まれたこの古い
Xブレードシリーズはここ最近のラケットより音に関しては
格が一つぐらい上なのかもしれません。
ガットがポリではなかったのでスピン性能はそれなりでしたが
フラット系のボールは音と共に気持ちよく打てたしスライスも
悪くなかったと思います。
試しにポリを張ったらどうなるかをやってみたいとも思った
のですが、せっかく気持ち良い打球音なのでポリにして
低く鈍い音に変化させてしまうのはちょっともったいない気が
するので、今はまだやめておこうと思います。
プロビームって最近のどこかの新興メーカー(※スノワートとか)の
ラケット!?と勘違いしてもおかしくない?