ラケットオタの探求の日々!

今日も理想のテニスラケットを求めて試行錯誤の日々

2022年版ピュアアエロをしばらく使ってみて

2022-10-15 00:09:43 | テニス

 

 

最初はフィット不足もあり、デビュー試合では

色々と困難?も感じてしまうこともあった

2022版ピュアアエロでしたが、2時10時の位置

に少しバランサーを付けて再調整後、改めて

使ってみました。

今回の新ピュアアエロは前のモデルとは大きく

変わってしまったラケットの特性が自分に合う

のかどうかが課題でもあったのですが、しばらく

使ってみたら個人的な相性は前のモデルよりも

良いような印象でした。

 

最初に感じてしまったボールが浅くなるとか

回転系サーブでのスピン量減少などの感覚の

不一致も、慣れていくうちに減っていき

ストロークなどのショットでは叩いて打った

時などの収まりの良さから安心して気持ち

よく打てる感じがあったので、今回の2022

ピュアアエロは更に調整がハマればもっと

良い感じで使えそうな予感も。

 

 

今回じっくり使ってみて、一番に良いと感じた

のは低い弾道のフラット系ショットだけでなく

全体的な打ち応え感とコントロール性の向上

そしてしっかり打った時のボールの伸びでした。

黄金スペックのスピン系のラケットなのに積極

的にフラット系のショットでも臆せずエースを

狙っていける、これが今回のピュアアエロの

一番のセールスポイントになっているのでは

ないかと。

 

どうしても技量不足から黄金スペック系だと

角度を付けたアングルショットは多用しづらい

感じもあったのですが、今回の2022ピュア

アエロだと今までよりフラットドライブ系の

ショットでも狙って打っていけるように。

個人的にはこれだけで今回のピュアアエロは

素晴らしく感じました。

 

今回の2022モデルではボール飛びが落ち着いた

結果、精度が出し易くなっただけでなく打感も

ややボヤけた?ような感触が減り、カチッとして

締まったような感じも。

この辺はガットのピッチを細かくしたり新たな

振動吸収デバイスの投入も効いているようです。

 

ただ逆にピュアアエロの一番の存在意義というか

スピン性能に関してはスピングロメットの廃止

とピッチが狭くなったことにより、ガットの

撓みが減りボールの持ちや引っ掛かりは減少

したようなので、明らかに前モデルの方が弾道

が高いショットはイージーに打ち易い感じが。

なので前モデルまでの感じを気に入って使って

いた場合、今回の新モデルへ乗り換えの敷居が

高くなってしまう、というところはあるかも

しれません。

 

そしてもしかしたらフレームのフレックス(RA)が

減ってピッチが細かくなり、ガットの撓みが抑制

された結果ボールが潰し易くなって低い弾道の

ショットの適正も増したという意味では同じバボラ

さんのピュアドライブ系に少し寄ったような?

パワーとスピン性能だけでなくコントロール性能

やフィーリングなど、全ての面において万人受け

し易いラケットが求められれば目指す点が同じに

なり、どうしてもフィーリングが近いラケットに

になっていくのは避けられないことなのかも。

 

こうなってくると次の2023新ピュアドライブ

でもそういった点からラケットコンセプトが

見直され、性能特性も変更される可能性が。

もしかして今回のピュアアエロから廃止された

スピングロメットが、何故か次期ピュアドラに

搭載されたりしたらそれはそれでとても面白

くなりそうな?

 

でもあのバボラさんのことだからそんな素人が

考える程度のことではなく、○角形グロメット

的な、他の想定外の何かをしてくるのは間違い

なさそうで今から次のピュアドラも楽しみ

だったりして。

そうそう、噂では飛ぶ鳥を落とす勢いのあの

Cアルカラス選手が使うピュアアエロ98が近い

うちに発売されるらしいので、その暁にはぜひ

使いこなせなかったあのアエロVSのリベンジ

を果たしたいところです。

 

今回の2022版ピュアアエロでしたが肘に若干の

不安を覚えた以外は案外相性は悪くない感じ

なので、今後はもっと柔らかいポリガットに

張り替えたりもうちょっとパワーを引き出し

やすいようにフェイス周りにバランサーを足し

てみたりしながら使っていきたいと思います。

 

次に出るピュアアエロ98ではVSのリベンジを?



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