毎日 暑いですね・・
昨日の 五百円市 風があったので まだ過ごしやすかったですが
ちょっと ばてぎみ・・
みなさま 暑い夏 乗り越えましょう・・
さて 本日 またまた 店主の好きな音楽紹介です
<三代目店主のつぶやき>
大学卒業後の22歳の夏・・・・
デパートの2階にある小さなアクセサリーショップで働いていた。
そのころのデパートは月イチか月二ぐらいの休みしかなかったと記憶している。
朝10時開店し夜7時閉店・・昼30分、夜30分が休憩時間。
束縛時間は長かったけれど楽しかった・・・・
オーナーは当時ラジオのパーソナリティーで下手な僕等のバンド活動にも
心地よく理解を示してくれていた・・・・
オーナーの大学時代の同級生2人と私・・・土・日ともなると
アルバイトが入り乱れて何が何だか誰が店員なのか解らない時もあった・・・
仕事が終われば毎晩のように酒場に誘われ、ディスコで朝まで踊り・呑み続け
一睡もせず仕事に・・・なんて事もしばしば。
オーナーの仕事上、色んな有名人の方にもお会いできた。
鶴瓶さんはホントあのまんまの面白い人で、今と違いデッカイ・アフロヘアーで
周りの人に人イチ倍気を使われ素人の私にさへ気軽に話しをしてくれました。
「ここは禁煙です!」とスラッとした男性にタバコを消すようにと声をかけ
床に靴で踏み消した吸い殻を拾って「すいません・・知らずに。ところでオーナーの◯◯さん居られますか・・・?」と。
デパートのフロアーの女子店員がざわめきだす・・・ん、なんじゃこれ・・・・人垣ができる・・・・何なんだと。
財津さんでした。チューリップの。
新しい曲のデモテープを聴かせていただき、それまでチューリップを意識的に聴こうなんて思った事はなかった。
「青春の影」・・・ファンのほとんどがチューリップのベスト!と答えるようですが
この時に聴いた「夕日を追いかけて・・」 何時も僕の人生の節目節目に思い出す。
アクセサリーショップを退社するときに皆からひとことずつ綴られたノートを頂いた。
「自分を値踏みする人生を送るなよっ!」って書かれていたノート・・・
オーナー・同僚・バイト・フロアーの皆の顔が今でもはっきりと思い出される。
バイトから始めて10年間・・・一番多感な時期に良い人達に育てて頂いた事は感謝しか見つからない。
28歳・・・バンドをやめギターを弾く情熱もなくしてしまった・・・・。
次はなにをしよう・・・期待と不安・・・・
楽天家の僕はショートホープに火を点けながら何かを待っていたような・・・
何かを・・・・。
夕陽を追いかけて --- Tulip