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進級式、入園式から1週間余りが過ぎました。見ていて最初はこれまでと違う色の名札が少ししっくりこない感じがしたとり組とはな組のお友だちも、もうすっかり名札の色に相応しいお兄さんお姉さんになったように見受けられます。新入園児たちはというと…予期していたよりもお母さまから離れて泣く子が少なく、「年々泣く子が少なくなっているなあ」などと思っていると…思い切り泣く声が聞こえてきました。でも、その声が聞こえる時間も日に日に短く、またその泣き方も変わってきて、お母さまから離れての一人での幼稚園生活をかなり受け入れているな、というものになっているようです。もう少しですね。小さなクラスの担任をはじめ先生たちみんなが、子どもたちの心に寄り添いながらかかわってくれていることがとてもよく感じられる毎日です。毎朝、登園を渋っているお子さまもいる事でしょう。でもお母さま、毎朝幼稚園に行くのが楽しみになる日がすぐにやってきますから、どうぞ強い決意で送り出してあげてください。
まだ枝に残っていた山桜の花びらが、優しい春風に舞い、穏やかな陽の光が子どもたちを包み込んでいます。それぞれに新しい春を迎えた園児たちが、ここで、優しさと安心の中で過ごしながら成長していって欲しいと、子どもたち一人ひとりの姿を見ながら思います。そして、そのために自分にできることは、この子どもたちにいつもかわらず微笑みかけてあげることなのかな、などと思わされたうららかな春の一日でした。
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