![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ba/92bc290be53adf91db8a59e52945b928.jpg)
毎年秋になると、ここ筑西市では「鮭おかえりな祭」と銘打ち、たくさんの鮭の遡上を迎えます。鮭の遡上がここまで多くなったのは、ひとえに地道に稚魚の放流を続けたことによります。地元のロータリークラブの方々が放流に向け準備を進めるこの時期、毎年幼稚園に稚魚を(水槽も!)お持ち下さり、暫くの間園児が観察できるように計らってくださいます。先週末(ブログにもありましたね)持ってきていただいた稚魚を、子どもたちが観察していました。
「うわー!」「かわいい!」「はやい!」などと口々に言いながら、水槽に顔を近づけ、興味深げに眺めていました。大勢の子どもたちに驚いたのか、慌てて泳ぎ回る鮭たちに「ごめんなさいね」と声をかける子もいましたね。「このまま水槽にいたらどうなっちゃうかな?」という担任の質問には「しんじゃう!」「おおきくなってすいそうがこわれちゃう!」。そうですね、そうならないように、今度みんなで川に放しに行こうね。
それにしても、遠く北海の海を泳ぎ大きく成長した鮭が、やがて迷うことなくまた同じここ筑西の川に戻ってくるという事実に、命の神秘への畏敬思いを抱かされます。(EY)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます