今日も暖かく春日和でしたが、朝からもう来なくなったメジロ用のミカンを入れていた籠を綺麗に洗ったり、籠を置いていた近くのメジロの糞で汚れた植木の葉なども洗った後、近くの歯医者で定期健診と歯石除去をしてもらってから、藤田美術館に出掛けました。
ここはいつもお世話になっている藤田邸跡公園に隣接する美術館で、明治時代の実業家である藤田伝三郎父子の東洋古美術品約5000件を収蔵していて、内9件が国宝、51件が重要文化財です。
蒐集分野は、絵画・書跡・陶磁器・彫刻・漆工・金工・染織・考古資料など多岐にわたり、これらは企画展により順次公開されています。
以前は古い蔵を利用した非常に趣のある美術館で私も散歩のついでによく寄らせていただいていたのですが、老朽化したのか5年程前から全面的な建替え工事に入り閉鎖されていたのが、漸くこの4月からリニューアルオープンされ、初めての訪問となりました。
以前の蔵を利用した古めかしい建物から、一転して近代的な美術館に変わりましたが、随所にかっての面影も残されています。
ただ、かってのイメージが残っているだけに、展示方法が余りにモダンすぎて、同じ美術館とは思えない感じがしましたが、藤田邸跡公園と一体化されただけに新しい楽しみ方も増えたと思います。(まさ)
新しい近代的な建物です
入口右手には抹茶コーナーも(但し有料です)
入口左手には和風のミーティングスペース
ここには茶席も設けられるようになっています
展示場入口はかっての蔵のイメージが
出た所にも、蔵のイメージがある窓
庭園から宝塔を見る
庭園ではシャガが見頃
アオモミジにミツバツツジとアセビが色鮮やかです
シャクヤクも開館に合わせて開花です
庭園側から見た美術館