(余り書きたくはないですが、又もや政治問題です)
今朝の毎日新聞によると、防衛費財源問題が大きく影響しているのか、同紙の世論調査結果として岸田内閣の支持率が遂に25%まで下落(不支持率は69%)したそうです。当然でしょう!
この防衛費問題や、複数の大臣更迭問題ではっきりしたのは、首相の政治理念と指導力のなさです。
最大派閥に属していないためか、政権維持のためには他の派閥の声を取り入れざるを得ず、その政策は八方美人的というか、一貫性のない総花的なものになり、基本的な理念など何にも感じられないのです。
派閥力学の上に成り立つ以上は当然と言えば当然かも知れませんが、首相就任前後の言動との乖離が酷すぎることです。
確か、「私には聞く力がある」とか言って、さも国民の意見を吸い上げるような姿勢を示され、最大派閥に属さないだけに新鮮な政策が出てくるかと少しは期待した国民も多かったと思います。
所がです。この「聞く力」とは国民の声ではなく自民党の各派閥の声だったこと明らかになり、各派の意見を調整して足して2で割るような、旧態依然とした方法しか見えてきません。
もう、この首相に期待するものはなく、政権の限界が見えたように感じるのは、私だけでしょうか・・・(まさ)