９条世界会議分科会１

２日目、私の出番は１８時から　その前に１５時から他の出演者と打ち合わせ　それまでは自由
１３時半からの分科会「環境からみた基地問題」の部屋に入った
ここも立ち見だ　１４０人定員をオーバーしている

横須賀と辺野古の戦いを報告、厚木や岩国のことも時折交えながらの学習会
辺野古の報告は現地の大西さん（「宝の海」で検索可）
続いて、ジュゴン訴訟の報告、この担当は名古屋の籠橋弁護士と西川弁護士だった

大西さんの報告から・・・辺野古は普天間の代替地として埋め立てられようとしているのだが・・
普天間は爆薬を搭載した航空機の発着が禁止されている。もし辺野古に滑走路ができれば
爆撃機の発着が可能になる・・
これはやはり問題だ

原油の高騰もあり、自動車の燃費は車を購入する際の重要なポイントで
環境への配慮、温暖化、ハイブリットカーetc．．これらの言葉も市民権を得て久しい

ところで、装甲車一台の燃費をご存じ？
舗装道路で燃料1リットルあたり　２５０～３００ｍ　悪路であればもっとひどい
ジェット戦闘機は、　５０～６０ｍ

大量のＣＯ２を発生するだけでなく、
破壊されれば、有害化学物質や重金属を撒き散らす
戦争は、その準備も含めて、すべてが環境破壊！！

９条世界会議 トークセッション

全体会　トークセッション
１６時からのトークセッションは「イラク・アメリカ・日本」

元アメリカ軍大佐のアン・ライトさん、　２００３年イラク戦争に反対して公式に辞任
アメリカ軍イラク帰還兵のエイダン・デルガドさん、　アブグレイブ刑務所でおこっている虐待を報告、出版した
カーシム・トゥルキはイラク人人道支援ワーカー、　憎しみを復興への行動に変え、
日々イラクの復興に努めているわれらのホープ
ほかに日本から高遠菜穂子さんと作家の雨宮処凛さん

それぞれ短いスピーチだったが、特に印象に残ったのは、
アン・ライトさんの陸軍大佐を辞任してでも意志を貫く強さ
エイダンさんの、「おかしいことはやっぱりおかしい 」と発言する勇気
雨宮さんの言葉には、民営化される戦争を助長する格差社会恐怖、いのちの格差を感じ
「戦争は貧しい人を必要とする」という発言にギクリとした

カーシムと高遠さんは仲間だから・・・彼らの言葉が世界に届くといい・・と思った

写真　立っているのはアン・ライトさん元大佐