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おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

9条世界会議 まとめ

2008-05-11 00:06:15 | イラク関連~待っていても平和は来ない
昨日は事務所友の会のプログラムで「ピースあいち」という戦争資料館へ行くはずだった
ところが娘の進路説明会と重なってしまい、ピースあいちを諦めた
進路説明会は大手予備校のちょっと偉い人がやってきて、最近の大学入試情報を話した
熟睡してしまった

9条世界会議の報告シリーズも今回で終了
まとめにふさわしい記事をみつけたので以下に転載する(asahi.comより)

9条に世界からエール 初の世界会議に2万人
2008年05月09日03時01分

 戦争の放棄をうたう憲法9条に、世界で平和運動に取り組む人たちがエールを送っている。
千葉市の幕張メッセで6日まで開かれた初の「9条世界会議」は約2万2千人が訪れた。
なぜ9条なのか。海外から来たゲストは「支持するのは、あなたたちだけじゃない」と
日本の参加者を勇気づけた。

アメリカ、オランダ、イラク、コスタリカ……。会議には、世界各地の人々が参加した=6日

初日、会場に入りきれなかった参加者たちは屋外でギターにあわせて歌った=4日

 会議初日の4日。予想以上の人出で会場に入れなかった人々のもとに、基調講演を終えた
アメリカの平和運動家が駆けつけた。

 「9条を広めるために私は来た。日本はひとりぼっちではない。世界から支持されているのです」

 99年にハーグ平和市民会議を開いたコーラ・ワイスさん。
21世紀の世界のあり方を模索した同会議には、100カ国以上のNGOが参加し、
「9条を見習うべきだ」と宣言した。
そのワイスさんの励ましに何度も拍手がわいた。

 9条世界会議は、「世界がもし100人の村だったら」の著者池田香代子さんらが中心となり、
井上ひさしさん、ピーコさんら約90人が呼びかけ人に名を連ねた。

 国際貢献のためには日本も血を流す必要がある――そんな改憲派の主張は本当なのか。
「それを確かめたかった」と、実行委員でピースボート共同代表の吉岡達也さんは趣旨を語る。
海外のゲストは31の国と地域からノーベル平和賞受賞者や大学教授ら150人余りがやってきた。

 答えの一つはイラクから寄せられた。

 イラクで人道支援をしているカーシム・トゥルキさんは「戦争のない世界をつくる」と題された全体会で
体験を語った。03年の開戦時、共和国防衛隊として米軍と戦った。兄もいとこも友人も失った。
「軍は国民を守ると教えられたが、そうではなかった。非暴力こそ人々を守る最善の方法だ」

 そのイラクに派遣された元米兵のエイダン・デルガドさん。アブグレイブ刑務所での虐待を見て、
兵役を拒否した。「9条は国際的な問題だ。同じ道を歩いていこうと決意した」

 中国・韓国・台湾などからは、9条は戦後日本の対外公約だ、というメッセージが異口同音に語られた。

 現実として世界有数の「軍事力」を持っている日本。台湾で憲法に平和条項を入れる運動をしている
ピースタイム財団理事の徐斯倹さんは「もし日本が9条を放棄すれば、周辺に悪いシグナルを送ることになる」
と語った。「アジアのなかの9条」という分科会で韓国の聖公会大教授・権赫泰さんはこう発言した。

 「9条は日本だけのものではないのです」。(谷津憲郎)
以上

写真は5月9日中日新聞夕刊の特集記事 ピースボートの吉岡達也さん
いつもさわやかなひとだ 9条世界会議の呼びかけ人のひとり
以前一度だけ吉岡さんに会ったことがある
2004年高遠さんらがイラクで拘束されたとき 彼女らの解放を求め吉岡さんも私たちも奔走していた
アルジャジーラの番組で解放を訴えるためカタールへ発つ吉岡さんに関空でDVDを託した
当時名古屋にいたイラク人とアラビア語で彼女らの解放を願うメッセージを作成したのだ
ロケは桜満開の鶴舞公園で行った
コメント (2)
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