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おばさんのよもやまばなし 食べる・歩く・俳句 by sino

「辺野古を考える」出前

2010-10-06 22:04:12 | イラク関連~待っていても平和は来ない
今日は朝日新聞名古屋版の記事をそのまま
尖閣諸島の件でもアメリカがチラチラ

COP-10 の取材(特にアイヌの方の北海道の環境シンポ)もされるそう
沖縄も北海道も! たいへんだあ

写真のキャラバンcarの屋根にはジュゴンが描かれている

●「沖縄と基地」扱った映画
【四日市出身の監督 名古屋などで上映】

 ドキュメンタリー映画監督の藤本幸久さん(56)が、「辺野古を考える」と題した全国上映キャラバンに取り組んでいる。東海地方では名古屋市を中心に出身地の三重県四日市市などを回る。沖縄・辺野古の基地建設反対運動や米海兵隊の実態に焦点をあてた自らの作品を「出前上映」しながら、沖縄の基地問題について議論を呼びかける。(中村尚徳)

 藤本さんは2004年から辺野古での撮影に入った。活動の拠点を置く北海道の矢臼別(やうすべつ)演習場で訓練する米海兵隊に興味を持ち、辺野古などの基地反対運動を追った「Marines Go Home2008」を制作した。
 さらに06年からは米国でも撮影。海兵隊の新兵訓練所を取材した「One Shot One Kill(一撃必殺)」、元沖縄駐留海兵隊員がベトナム戦争最前線での経験や帰国後の心的外傷後ストレス障害(PTSD)を語った「アレン・ネルソン」など4作品を発表した。戦争を続ける米国の病んだ現実と、沖縄が現代の戦争とつながっていることを伝えてきた。
 藤本さんは「沖縄の人たちと、沖縄を除く日本人の意識や思いには落差がある。その差を埋める必要がある」と感じている。そして「もっと多くの人に辺野古の問題を知ってほしい」と8月上旬、北海道からキャラバンを始めた。
 キャラバンに合わせて「また、また、辺野古になるまで」という約30分の映像もつくった。「(普天間基地の移設先は)最低でも県外」としていた鳩山由紀夫前首相は結局、日米共同声明で「辺野古移設」を発表した。この1年の動きや辺野古の海の美しさや暮らしなども分かる。
 藤本さんは「沖縄の基地問題は日本全体の問題なのに関心が薄い。このままでは沖縄の声は届かないし、私たちにとっても不幸だ。安全保障や日米の軍事的一体化も含め、このままでいいのか、これからどうするのか、議論を巻き起こしたい」と話す。
 「出前上映」の希望は現在も募集中。スクリーンや上映機器などは、藤本さんが運転する軽乗用車で運ぶ。30人以上が集まり、昼間でも暗くなる場所なら個人宅でも出かける。上映作品の組み合わせは希望に応じ、藤本さんの講演を聞くこともできる。参加費は1カ所1人千円。
 これまでに東海3県の十数カ所や東京都内の「路上」など全国約70カ所での上映が決まっている。沖縄では11月の県知事選などの撮影も続けながら同時進行させ、来年3月末に北海道に帰る予定。上映希望や詳しい日程は、影山事務所(011・206・4570か、http://america-banzai.blogspot.com/)まで。

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