T市の公務員中級試験(保母さんです。)に失敗した私・・・
短大を卒業して、しばらく市役所の社会教育課で嘱託職員をしていました。
最初は、文化係で文化財申請に必要な図面(写真)を、黙々と書いていました。
写真がつくので、寸法だけでよかったのですが、棒とか箱とかつまらなかったのと、
ちょっと絵心があったので、寸法だけでなく実写に近いもの書いて、重宝がられました。
大物(製薬機=機織り機のようなもの)は、T城の蔵に籠って書きました。
申請していた文化財とは売薬さんの資料・道具・製薬(丸)機
売薬さんが配った、お土産の紙風船から、薬を作る乳鉢、乳棒、製薬機まで~何でも書きました。
半年くらいたったある日、課内の一番偉い人に呼ばれ、
「科★文化センター(今は科★館)に行かないか?」
センターには理工展示室と、自然展示室それと、目玉のプラネタリウムがありました。
もちろん快諾です文化係の係長さんが、推薦してくれた・・・と、あとから聞きました。
センターでは受付でしたが、暇な時はポスター書いたり、サークル教室の資料を作ったり・・・
印刷より手書きの方が親しみがわくから~と先生方の資料を清書?主に表紙を書きました。
「雪を調べる」「和紙工芸教室」「照葉の森の観察」「ガラス細工」「天体望遠鏡のあつかい方入門」
などなど~、私が書いたものは手元に残ってます。
センターの地下には、各学芸員の研究室(工作室・低温工作室・石材工作室・化学分析室)と、
収蔵庫・書庫・暗室にスタジオもありました。
一度、プラネタリウムの番組の声の出演者をすることになりました。
通常は、テレビのアナウンサーの方がやってます。
都会では、芸能人使ってますが、あの時はお遊び?この回の担当だったY氏の気まぐれ?
でも、貴重な体験楽しかったです~~。前後半に分けて、
私達(当時の課長さんと)は前半!担当!
二つ上の普段、プラネの解説していたお姉さんが、後半の星座の説明を、
あら?逆だったかな?前半が、星座説明だったかも・・・20年以上も昔の事なので・・・
NHKのプロのアナウンサーの方の指導も受けました
そこで初めて気付かされたこと・・・私、訛ってる?
箸と橋 ・ 雲とクモ ・ 雨と飴 どうやら全部逆?!そうだったの??
思いもよりませんでした~~「(月の)クレーター」の台詞に、何度も
うそ!どう違うの?・・・言ってる本人にはわかりません~~。
軽いショックは受けましたが、本当に貴重な楽しい経験でした。