11年以上使った。
赤錆て、年季奉公を終えた女工のようである。
ぼろぼろになってもなお炎を燃やし続ける。
まんまるな私の様に健気である。
ご苦労様でした。有難う。
あばら家には、薪ストーブが必要。
隙間風の吹く家は寒くて広い。
家の中で薪が燃えている。炎が温かい。
煙突から煙が上がっている。
人の気配を感じる。
暖もとれるし、洗濯も乾く。
煤がひどい。煙も漏れてくる。
それでも、炎は柔らかく豊かである。
今季、薪ストーブを買い替えた。
組み立てて調節する。
今年の冬は積雪が多いという予想も聞く。
心も身体も暖かく、ゆるゆると過ごせますように。
足の痛みも、緩和してくれますように。
合歓さんは、薪わりに励んでいる。
薪ストーブは、薪をつくる。燃やす。炎を見る。
周りで和む。何度も暖かさを感じる事が出来る。
料理もできる。
冬の醍醐味…かも…しれない。