素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

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2015年03月11日 21時34分29秒 | 日記
今月26日に影牢の最新作出るんですよねぇ。
欲しいんですけど。

まだ、ダークサイドプリンセス、1周もしてないんだよな;

興味はビンビンに惹かれてるんですけどね。
今度の主人公は、キックという自分から攻めていく技能を備えているそうで。

まぁ多分、敵を蹴っ飛ばしても直接はダメージいかないんだろうな、ってのは想像できるんですけど。

あと、歴代主人公が全員登場するとか。
(影牢シリーズのね)

初代のミレニア、2代目レイナ、3代目アリシア。
で、4代目のレグリナ。

やっぱ初代ミレニアが再登場ってのは嬉しいね。
多分、歴代主人公で一番人気あるんじゃないですかね。

初代ってのは印象に残りやすいものですけど。

彼女の場合は、

衣装のエロさ(背中と肩丸出しで、短いタイトスカート)

境遇の不遇さ(幼少時に誘拐され、その誘拐者に「人間を殺すのがあなたの使命です」という洗脳教育を施され、意味を良く分からないまま殺戮を繰り返す殺人鬼に育て上げられた)

キャラクター性(無口。確か当時、無印エヴァが終わってすぐだったんで、髪型も相まってそこらへんも受けたんじゃないかと思うんですわ)

それらで、彼女単体でも魅力のあるキャラクターになってると思うのですよ。


影牢、その前身は「刻命館」っていうゲームで。
元々は、トラップコンボで敵を倒すアクションゲームじゃなかったんですよね。
最初の最初、刻命館は、罠を淡々と当てていき、侵入者を仕留めるだけのゲームで。

影牢とは似ても似つかないゲームでした。

設定で興味惹かれてはいたんですけども。当時も。
悪の側に立ち、正義の戦士を倒していくゲーム、ってことで。

立場変えただけじゃん。
それだけで興味惹かれちゃうんだ?とか言われるかもですけど。

悪の側ってね。
言うほど楽でも無いんですよね。

何故ってさ、主人公にムカついたら終わりというか。
最初は悪の側に立つ、ってことで、斬新!って思えるかもしれないですけど。
それに慣れてきちゃうと、何でこんな奴が勝つんだよ、って段々と嫌な気分になってくる。
これが敵であれば、最後に正義の戦士に打ち倒されるから、カタルシスもあるってもんですけどね。
主人公側だと、こっちが勝ち続ける限り、それは無いわけですわ。

そうなってしまうと、楽しめなくなりますし。

刻命館の場合は、主人公はとある王国の王子。
何もかも持っているリア充中のリア充だったんですけど、それを嫉妬した実弟に陥れられ。
国王暗殺の濡れ衣を着せられて、処刑されそうになるんです。

で、処刑される寸前、世界を呪い、誰でもいいから俺を助けてくれ!と祈る。

そしてその祈りを聞き届けた魔神に助けられ、殺戮に手を染めるわけですが。
ようはさ、堕ちることに納得できるものがあるから、プレイしてて不愉快にはならないわけですな。

エンディングも良かったですよ。
2つしか知らないんですけどね。
1個は殺戮の果て、空っぽになり。ただ無目的に人を殺し続ける館の怪人になってしまう、ってのと。
もう1個は王子時代の許婚だったお姫様と一緒に、2人で全ての身分を捨て、贖罪の旅に出る、っての。

ようはハッピーエンドじゃないんですよね。
そりゃさ、同情できる面があるとはいえ、あれだけ無辜の人を含む大量の人間を殺し続けて来た人間が、どの面下げて幸せになれるのよ。
エンディング見て、そう思ったものですが。

続編の影牢は、もっとすごかったのですよ。
何故なら、最初の最初、殺戮を繰り返す理由が分からないという。

育ての親のような存在に「人を殺しなさい」と言われ。
言われるがまま、館に迷い込んできた村人を殺す。
(しかもこの村人、新婚ホヤホヤ)

……多分、こういう設定だから、主人公のミレニアが狙いまくった造詣だったんでしょうね。
格好がエロいから、プレイヤーに見た目で気に入ってもらえるし。
無口だから何を考えてるか分からないし。

見た目のエロさで誤魔化され、加えて無口だから「この子は何か誤った教育を受けてきたのでは?」と、その行為の酷さをそっちに転嫁することが出来る。
これがさ、ただの男だったらこうはいきませんよ。

何言われるままに無辜の人を殺してんだよ!!
この人間のクズめ!

絶対こうなる。

……現実はさ、いくら見た目が可愛くても、性根の腐った人間ってのはいるもんですけど。
それが分かってても、可愛い、ってだけでかなり贔屓目で見てもらえる。

なーんか、世の中って汚いよなぁ。
(じゃあお前が率先して見た目で判断するのをやめたらどうだ)