素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

先が読めるかどうかは問題じゃないわな。

2015年03月23日 18時21分38秒 | 日記
今週の暗殺教室ですけど。

正直、渚君のあの手段については読めてたんですけどね。
危害を加えず、茅野さんの戦闘意欲を失わせる、って時点で。
「あ、もしかして」とは思ったけど。

実際に絵で見ると、眼が釘付けになってしまいましたね。
渚君と茅野さんのディープキス。

なんで経験少なそうな渚君が、茅野さんを気絶させるほどのファンタスティックテクニックを持ってるんだよ!って突っ込まれそうですが。
1回ビッチ先生にその身で教え込まれてますしね。プロの技を。
加えてさ、わりにやるとなったら迷いが無い子だから。
(鷹岡ティーチャーとの初戦時だって、殺して良いよと事前に言われてたら、迷うことなく実行してそうでしたものね)
「そんな恐ろしいことを」だの「恥ずかしい」だの、そういう自分を守るために自分にブレーキをかける感覚が希薄。
そういう子だと思うんで。
まぁ、他人に共感できないような、反社会的な性質の持ち主では無いんですけどね。
多分、一番あのクラスで、仲間思いな子だと思いますし。
(多分そんな自分を守るためのブレーキ感覚が希薄なの、ちょっと前まで実の母親に自分の人生を全て決められていたから、ってのが大きな理由でしょうしな)

……うーん。

ワンピースの空島編のときの、VS神エネル戦を思い出してしまいましたね。

あのときもさ、ルフィにエネルの技が一切通じないのは予想できてたんですけど。
それまで無敵を誇った雷人間「ゴロゴロの実」の悪魔の実の能力者・神エネルが、その能力が一切通じない相手に初めて出会って、驚きと恐怖で激しく取り乱すシーン。

予想できてたのに、なんともいえない爽快感があったなぁ。

それと似たものがありましたよ。
チャンスは一度。一瞬のみ。
その瞬間に、茅野さんの意識を暗殺から逸らす何かをしなければならない、ときて。

危害加えるのはNG、一発芸論外。
とはいえ、言葉でクラスの絆を伝え、思い出させるなんて、一瞬の隙をついて、っていう条件に合わないし。
無理矢理やるなら一言の言葉になるし。
それだと「寒い」よね。クサすぎて。
一言でオチちゃった、としたら。

だとしたら、性的な肉体的接触。
しかし胸や尻を触るのとかじゃ、渚君が性欲満たしてるだけにしか見えないから、感動が無い。
(もしそれでオチちゃったら、ただのギャグ系エロ漫画だし)
じゃあキスしか無いだろう、ってのは誰でも思いつくわけで。

しかし、絵で見ると。
あのシーンを見て「殺意を隠すためのカモフラージュかもしれないけどさ。渚君と茅野さんはこれまで、ずっと一緒に居たんだよね」という事実が脳内で思い返されてさ。

なんともいえないニヤニヤ感が。

添え物のネタも良かったですね。
大半のクラスメイトは渚君の突然の行動に、ド肝抜かれているのに。

カルマ君と中村さんはすかさず写メとってんだよねw
やりそうだよ彼らならw

……しかし。
今回のこの展開。
読者を納得させるだけの事前の小ネタの数々。

最初からそのつもりで全部仕込んで……たんだろうな。きっと。
(松井先生ならやりかねないと最近思い始めてます)