素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

初見時に幻聴。

2015年03月14日 09時09分08秒 | 日記
今週のアニメGAROの配信ですが。

王子「レオン、エマ殿(の味)はどうだった?」

王子、そりゃセクハラやで!!
(カッコ内は初見時に私の脳裏でオートで追加された文言です)

一瞬、私もレオンと同じ方向で考えてしまいました。
エマさんが長年追い求めた宿敵(元夫)との決着が着いたのかを王子は聞いたのに。

頭の中が女(エマさん)のことでイッパイなんでしょうね。今のレオン。

それに気づいているのか、エマさんが「あら、突然偉そうね」って。
ああ、この子私と寝たから彼氏か亭主として振舞わなければならないって考えているのね、と。

見透かされてるよね。

うーん、このままレオンはエマさんに遊ばれてしまうのか、エマさんの方が責任を取るのか。
今後が気になりますね。

まぁ、レオンの方も、目に見えて、事あるごとにエマさんを気遣ってるし。
責任とってあげてもいいんじゃないですかね?



今週オクタヴィア回だったわけですが。

今週驚いたの、王子がオクタヴィアが怪しいと感付いていた点。

……えーと、王子、本当にあの王様の子供?(おい
目の節穴さ加減に定評のある、あの優しいだけの王様の子供とはとても思えません。
(酷い言い草)
鋭すぎる。腹芸もできるし。

母親の血が優秀だったのか。
それとも静かな湖畔の森の影なのか(うるさいわ)


そしてオクタヴィア。

良い悪役ですね。

元々神に日々の幸せを祈る普通の少女だったけど、ある日家族全員を狼の群れに食い殺されて、その後「日々祈り続けていたのに、私たちを救わなかった」神を憎むようになった、という。
そして神と一緒に、目の前で狼に食い殺されようとしている自分の家族を救おうとせず、我が身可愛さで我先に逃げ出した、普通の人々も憎悪するようになったんでしょうな。

何故メンドーサについたのか。その理由は分かった。
大きな引き出しが開いた感じですね。

オクタヴィアが面白いのはさ、目をかけて指導していた後輩侍女のラウラを絶対普通に「可愛い」って思ってたんだろうな、と。
ここでしたね。

悲劇さえ無ければ、おそらく普通のお姉ちゃん気質の女性で人生を送ってたんだろうな、と。

でも、悪魔に魂を売る選択をしてしまったから。
今更後には引けず。

計画の破綻を避けるため、可愛いと思っていたはずの後輩と自分の体の一部(右足)を自ら犠牲にする。
で、そんな選択をさせた魔戒騎士を憎悪し、呪う。

逆恨みだ!

だけどさ、それ以外の行動は取れないよな。
そこで「私がヘマをしたのが悪いんだ」なんて言えないし。
(そんなことをすれば、今までの行動を全否定することになってしまうからね)

で、ズブズブと深みに嵌り、どんどん深い悪の闇に飲み込まれていくという。
ラウラは彼女の人生にとって、幸せを齎す光だったはずなのにね。
でも、1回悪魔に魂を売ると決断した以上、そちらの道は目指せない。

……非常に人間的でいい悪役ですねぇ。
彼女の最期がどうなるのか。楽しみでなりませんね。
やっぱ、ホラーの素体になってしまうのかな?それも、とびきり強いホラーの。