中学の時に読んだ海外SFのあとがきにあった解説で
「我々は宇宙進出を果たした際、ある異星の文明に接触。彼らは我々とは似ても似つかない価値観、行動原理を持っており、ほどなくして戦争が始まった。彼らは悍ましい姿をしている。今も、特徴的な断末魔をあげながら倒れ伏した」
「なんと醜い姿だろう。たった2つしか無い腕と、たった2本しかない足を持ち、たった2つしか無い目、毛の生えた頭部、ぞっとするほど白いその皮膚には、鱗が一枚もついていないのだ」
確かこんな小話が書いてたんですよね。
最初、話の書き出しは地球人が異星人に遭遇して戦争になったのか、と思わせて、実はその逆だった、っての。
どんなSFのあとがきだったのかと申しますと、話の冒頭が異星人の惑星から始まる物語で。
確か鉄をエネルギーに変える技術をメインに動いている文明なんですが、その異星人の星。
その鉄が枯渇しつつあるので、他の星に鉄を確保しに行かなければ我々の未来はない、そういうことになって、鉄を探しに宇宙へ飛び出し、そこで地球人と出会い、戦争になる。
そういう筋書き。
一時は地球にまで攻め込まれ、建物の建材に使われている鉄だけではなく、人間の血液中の鉄分まで奪われて、大量虐殺されてしまうのですが、その後地球人側も盛り返し、押し返して5分の状態にまで持っていき、和平に漕ぎつけるんですけど。
その和平会談がね。
地球人(なんだあの触手は、それにあのヌメヌメした皮膚!気持ち悪い!!)
異星人(なんだあの短すぎる首は!醜い顔!!気持ち悪い!!)
和平の会話をしつつも、内心お互いの容姿が醜すぎる、吐き気を催すなんて思いあってるの。
このあたりが面白くて。
美的感覚や価値観なんて環境や必要性に応じて培われるもんだから、絶対の基準なんて無いんだよなぁ。それがよく分かるシーン。
スタプリでもそういうシーンがあったらもっと面白かったのでは無いのかとちょっと思ったりもします。
(マオのファンになってたプルンス、美的感覚は人間寄り……タコ型異星人のくせに……)
「我々は宇宙進出を果たした際、ある異星の文明に接触。彼らは我々とは似ても似つかない価値観、行動原理を持っており、ほどなくして戦争が始まった。彼らは悍ましい姿をしている。今も、特徴的な断末魔をあげながら倒れ伏した」
「なんと醜い姿だろう。たった2つしか無い腕と、たった2本しかない足を持ち、たった2つしか無い目、毛の生えた頭部、ぞっとするほど白いその皮膚には、鱗が一枚もついていないのだ」
確かこんな小話が書いてたんですよね。
最初、話の書き出しは地球人が異星人に遭遇して戦争になったのか、と思わせて、実はその逆だった、っての。
どんなSFのあとがきだったのかと申しますと、話の冒頭が異星人の惑星から始まる物語で。
確か鉄をエネルギーに変える技術をメインに動いている文明なんですが、その異星人の星。
その鉄が枯渇しつつあるので、他の星に鉄を確保しに行かなければ我々の未来はない、そういうことになって、鉄を探しに宇宙へ飛び出し、そこで地球人と出会い、戦争になる。
そういう筋書き。
一時は地球にまで攻め込まれ、建物の建材に使われている鉄だけではなく、人間の血液中の鉄分まで奪われて、大量虐殺されてしまうのですが、その後地球人側も盛り返し、押し返して5分の状態にまで持っていき、和平に漕ぎつけるんですけど。
その和平会談がね。
地球人(なんだあの触手は、それにあのヌメヌメした皮膚!気持ち悪い!!)
異星人(なんだあの短すぎる首は!醜い顔!!気持ち悪い!!)
和平の会話をしつつも、内心お互いの容姿が醜すぎる、吐き気を催すなんて思いあってるの。
このあたりが面白くて。
美的感覚や価値観なんて環境や必要性に応じて培われるもんだから、絶対の基準なんて無いんだよなぁ。それがよく分かるシーン。
スタプリでもそういうシーンがあったらもっと面白かったのでは無いのかとちょっと思ったりもします。
(マオのファンになってたプルンス、美的感覚は人間寄り……タコ型異星人のくせに……)