ジョジョ６部の話。

ちょっと今日、日記のネタに困ったので、なんとはなしにネットニュースを見てたら、ジョジョ６部アニメ化決定のニュースを見つけて、今頃知った次第。（4/22のニュース。ホント今頃……発表自体はもっと前だったみたいですな）
主人公のジョリーンの役、ファイルーズあいさんがやるみたいですね。
プリキュアの役も射止めてるし、大活躍ですな。

ジョジョ６部は、すれ違っていた親子が、心を通じ合わせるまでの話でもあるからね。
そこも好きなのよね。

ラストの展開は、現行で読んでたときは、ちょっとだけ不満だったんですが。
後から考えると「全員で勝った」ともいえるから、やっぱあれはあれで良かったんや、と今では思ってます。

ラスボスも特色ですな。
ジョジョのラスボスは、１～５部まで、全部自己中心的で、正義に唾を吐き掛ける奴らばかりでしたが。

６部はちょっと違うんだよね。

悪には違いないし、タチの悪さでは、まあ１～５部に引けを取ってないとは思いますが。

どんなのかというと、本人は悪事を働いている自覚が無いのよ。
正義を行ってると思ってる。

まぁ、辛い人生があって、そう思うに至ったんですけど。
自分の頭の中で思い描いた、妄想じみた世界を「理想の世界」だと信じ、全人類にそれを押し付けようとする。
そういう奴。

邪悪の方向性が１～５部とだいぶ違うんですわ。
パッと見、そんなに悪そうに見えないかもしれませんね。
信念のある悪党なのか、と。

しかし。
これ、冷静に考えると最悪の人物ですよ。

全人類を巻き込もうとしてるあたりが。
自分の考えてることこそが真理である。他の思いなどクソと一緒だと。
そう言ってるのと一緒だから。

だから作中で、とある人物に言われるんですよ。

「オマエこそ真の邪悪だ」と。

今だと、本気でその通りだと思えますねぇ。