素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

炎の刻印感想。

2015年03月21日 09時26分53秒 | 日記
今週のアニメのGAROの配信ですけど。

サブタイ「父子」

GAROの外せない要素ですな。
親から子へと受け継がれる魂。

毎度毎度の要素です。
無印のときもですし。
2代目の道外流牙のときは、母から子へという風に切り口変えてましたけど。
3代目は父と子、母と子、そしてその友と。

でも、その本質は一緒ですよね。

自分が今立っている場所。
握っている剣。

それは遥かな過去から、無数の人に支えられて、受け継がれてきたものなんだ、っての。

個人の命より重いもの。遥かな過去から続く想いと祈り。
個人の命はいずれ必ず消えてしまうが、想い、祈りは受け継がれる限り永遠に続いていくんだ。だから大切なんだ、って。

GAROで毎回語られる言葉ですよね。
好きな部分です。

だからこそ。
剣を交えているときにそれを思い出し。

俺が親父から「俺たちの使命は人を守ること」「目の前の人の命をホラーから守ることだ」その魔戒騎士の精神を受け継いだように、親父もそれを自分の親から受け継いでいるはずなんだ。
そんな親父が多くのホラーを狩るために、守らなければならない人々を犠牲にする行為を許容するはずがない。
そんな、受け継いできた想いを侮辱するような行為を。
想いを侮辱するということは、自分がここに来るまでにそれを守り続け、託し続けてきた全ての人を侮辱するということ。

だから、メンドーサについたように見えるのは、何か考えがあるんだと。

言葉ではなく、魂で理解するのが燃えますね。
現実は言葉で伝えないと伝わらないけどね。

だからこそ、言葉では全然違うこと言ってるのに、心で抱えている真の想いを察して、黙って理解するってのは燃えるわけですよ。

憧れることだからさ。
(大体、日本人ってのは8まで言って、残り2は「察しろ」ってのが美徳ですからな。言うの「0」で10まで「察する」っての、現実では無理だろうけど、もし実現したらそりゃ素晴らしいと思うよ)

色々感想。

2015年03月20日 20時34分19秒 | 日記
今週の東京喰種:reですが。

アキラさんがかっこよかったけど。
パパさんの遺品を完璧に使いこなして。

今は取り澄ましているけどさ。
変わり果てたたきじゃわに再会したらさ。

どんだけショックを受けるのやら。
ノーリアクションは無いと思うんだよね。

うーむ。
楽しみ。

ラストを見る限り、完全に喰種の性質になってしまってるようだし。

たきじゃわに殺された喰種捜査官。
良い事言ってたのにね。

天才でなくても、凡人だって鍛えればそこそこの仕事は出来る、って。

ずば抜けた仕事だけが大事なんじゃないんだよ。
ノーマルクオリティの仕事をさ、確実にこなす事。

これがどれだけ大事な事か。
世の中の人間、ほぼだいたいが凡人だけどさ。

だからといって、存在価値が無いってわけじゃないんだよ。
凡人なりに、やれる仕事を確実にこなす。
これが大切なことなんだよね。

だって、世の中の仕事は大体がそうなんだもの。
鍛えれば凡人でもクリアできるような仕事。

天才で無いとクリアできない仕事なんて、そんなに無い。
だからこそ。

凡人として、そういう仕事はカタさなきゃね。
そういう思考に至った捜査官の、目の前の仕事に全力で取り組む姿はかっこよかった。

なのに、たきじゃわに殺されて。
可哀想だなぁ。



今週のジョジョですが。

ジョセフの敗北顔がイマイチ。

原作だと、20は老けたように見えたんだけど。
アニメだとまだ若いね。

ジョセフ、今まではまともに戦えば確実に負ける敵と知略を駆使して戦ってきたからさ。
自分が知略で攻略されることに関しては慣れてなかったのかね。

よく言うよね。
自分が狩人だと思い込んでいる相手ほど、無防備なものは無いって。

原作で見たジョセフの敗北顔。
あのジョセフが、完璧に負けた!?と。
読者としては、そこでダービーの凄さを思い知ったものですが。

アニメだとそこまでいかなかったので、原作で読んだときのショックは無かったなぁ。



今週の暗殺教室。

アニメの律、尻まわりのエロさが原作以上で、ごちそうさまでした。

普通の作家ならさ。
多分、マルチとかセリオとか。アイギスとか。

そういう方向に持っていくと思うんですよね。
自律型固定砲台。(通称律)

そこで、ギャルゲの2次元ヒロインに持っていくあたり。

松井先生のキチ○イぶりが見えますよね。
(褒めてます)

確かに初心者向けだ。

2015年03月19日 20時32分19秒 | 日記
昨日、相棒の最終回を見ながら、飲んだのですが。
グレンリベット

曰く、入門編のウイスキー、初心者向け、誰でも美味しく飲める。
飲んだ感想としては、WIZで最初から酒場に居るレベル5冒険者みたいなお酒だな、と。

無難な感じで。
ボーナスポイントをつぎ込んで、力と速さに極振りしてないような。
そんな味わい。

確かにこれ、冒険した感じが無いので、初心者向けですわ。



で、相棒ですが。
昨日ちょっと触れるのを忘れていた場所にでも触れてみようかと。

初回スペシャルがさ、確か「日本には売国奴に相応しい罰を与える法律が無いから、国を売るという最大の悪行を犯した連中が、ろくな裁きも受けずに大手を振って歩いている。法がやつらを裁かないなら、俺が裁く」って話でしたよね。
(まぁ、それだけじゃ無かったですけど)

で、まぁ、思ってたんですけど。
ああ、ひょっとして、今シリーズ、こういう感じの「法とは」「正義とは」って話が中心になるのかな?なんて。
漠然と。

そして、昨日の最終回。

いい対比だったと思いますよ。

両方とも法で裁けない悪を前にし、踏み外してしまった、って部分で。

元々カイト君さ。
今シリーズの死刑囚の話でもやってたけど。

誰かを苦しめてまで、法を遵守する必要あるのか?
って。

必要であるなら、法律を無視してもいいのではないか?
考え方してましたしの。

で、その結果。
まぁ、自然というか、納得ですよ。
最初はギョッとしたけどさ。

よくよく過去の行動を振り返ってみて「ああ、別に変でも何でもないな」と。


話の中でかなりグッときたの。

右京さんに決定的に疑われていると肌で感じて気づいている中

「ダークナイトは違法かもしれないが、あれもまたひとつの正義なんではないですかね」と暗にいいたげな事を言って、右京さんに賛同を求めているシーン。

うん、って言ってくれるわけないのにさ。
カイト君本人だって知ってるだろうに。

でも、捕まるにしても全否定された末に捕まるのは嫌だったんでしょうね。
おそらく、自分の正義ぐらいは認めてもらいたかったんじゃないのかな。
無理だけど。

その後、ダークナイトだろうと直接言われたとき。
言い逃れせずに、あっさり認めたのもかなりグッときた。

そこであがくと、もっと右京さんを失望させてしまう、そう思ったんだろうなと。


他にもさ。
最初に親友の妹を無残に殺した犯人に制裁を加えた後。
その後、仇は取ったはずなのに、次々と悪人に私刑を加えて行ったの。

作中「麻薬のように、私刑に酔った」みたいな言われ方してましたけど。

ある意味正しくて、だからやめられなくなってたんだろうなと
昨日、自力救済って言い方しましたけど。

暴力では気が晴れたりはしないから。
殺害されてるんだものな。こっちは。

もう戻らないから。
だから暴力で気が晴れるわけがない。

でも、完全には晴れなくても、悪人に私刑を加えている間は、自分たちと同じ境遇の人を救った気になって、多少自分も救われるから、やってる間は晴れた気になる。
で、続けていって、あるとき止めようと思っても止められなくなったんでしょうね。

例えるとさ。
汚れたタオルで身体を拭くようなもんですな。

拭いても拭いても、身体にタオルから別の汚れがついて、汚れはずっと落ちない。
力の入ってるところは綺麗になってるように見えても、その他の場所が汚れている。
汚れを落とすには、まずそのタオルを廃棄しなきゃならんのだけど。

それをすると、それまで自分がやってきた行為は全くの愚かで無駄な行為だった、と認めることになってしまう。

つまり、親友の妹を無残に殺した悪魔に制裁を加えた行為も、無駄で意味の無い愚かな行為でした、と認めることになってしまうわけです。
やめられんだろ。そりゃ。

親友の妹の命を軽んじたように思えるものな。
今更止めたら。

口では否定してたけどさ。
明らかに「法には触れるが、制裁加えたのは間違いじゃない」って思ってたはずですものね。カイト君。
右京さんに最後に一喝されて、今は考えを改めたかもしれないですが。

パパに関しては、ビンタで全部許した!

2015年03月18日 22時25分18秒 | 日記
相棒の最終回でした。

話のフォルムは、コロンボと普通の刑事ドラマの複合型ですな。
悪人のみに暴行を加える連続暴行魔・ダークナイトはカイト君だと最初に視聴者に分からせておいて。
その後、偽者を出す。

自分の犯行を押し付けることができる存在・偽者に対し、カイト君が「模倣犯」と断じるのが良かったですね。
これ幸い。いいスケープゴートがやってきた、なんて考えないんだ。

やったことは違法で、許されないことだけどさ。
(どんな理由があったとしても、私刑は許しちゃだめだよ)

この青臭さがいいですね。
こういう青臭い人、大好きですわ。

元々別に注目されるために始めた違法行為じゃないだろうけどさ。
模倣犯の言動に、カイト君が怒りに震えるのがね。
そりゃさ、悔しいよね。
間接的に侮辱されているようなもんだし。


中頃からの展開。

カイト君と右京さん。
双方「疑われている」「疑っている」というのが視聴者に伝わる構図になってるのが面白かった。

これまでの話で、信頼関係ができているからこそ。
このまま行けば破滅する、ってのをカイト君が気づいているのがね。

でも、だからといって保身に走ることができない。
その青臭さがたまらないね。

そして全て右京さんに見抜かれて。

見抜いた最初の切欠を尋ねたとき。

それが思いもかけないほどのケアレスミスだったから。

カイト君が「そんなことで。馬鹿ですね。俺」と、ミスした自分を嘲る一言を発したら

右京さん「キミが悔いるのは、そこじゃないだろう!!」

このシャウト。
震えるね。

そうだよ。
ミスしたことを悔いるんじゃない。
世の中の不条理に、耐えることができなかった自分の忍耐力を悔いるべきなんだ。

いくら頑張ってもさ。
人間に、完璧な法を作ることはできないのよ。

でもさ。

そういう紛れでさ。
自力救済で、違法行為に訴えたら。

法が崩壊するからね。

だからさ、やっちゃならんのよ。

綺麗事?

そうですよ。
でも、そうしないと、世の中北斗の拳の世界になってしまうんだよ!

こういうときのために、宗教ってものがあるんですけどね。
人間の力ではどうしようもない、そういう取りこぼしを救うための「全てを受け止める存在」

そのために、宗教ってのはあるんですよ。

そちらで救われなかった、今回の事件の主要人物たちが悲しいですね。

月曜感想。

2015年03月17日 21時54分59秒 | 日記
今週の東京喰種√Aですが。

原作だとトーカちゃん、ヨモさんに止められるんですけどね。
あの後、ヨモさん追いかけなかったんだ。

で、原作と違い、芳村さんが倒されたことを自分の耳で知る展開ですか。

今週の見所は、なんと言っても入見さんがバァさん庇って決定的なダメージを受けてしまうシーンですかね。
原作のこのシーン好きだったからな。

入見さん、芳村さんに会う前の狂犬のような自分に戻るのが嫌だったんでしょうな。よっぽど。
あそこで戦いを優先して、バァさんを見捨てたら。
それまでの自分は嘘であったと自分で自分を否定することになるから。
なんだ。結局は穏やかに笑って、他人の幸せのために働いていたの、フェイクだったのかよと。
そこでバァさん見捨ててしまうんだ、と。
本性は悪鬼だったんだね、と。
そう自分が言っちゃうんだろうと。

その気持ちが分かるので、すごく好きなシーン。

で、喰種憎しで、人としての倫理観をかなぐり捨てていることを「優先順位だ」の一言で正当化している捜査官。
パッと見さ、なんてクズヤロウだ!って思えるんだけど。
彼、きっと大切な人を喰種に殺されたんでしょうね。
もっと言うと、入見さんに。

ホラー漫画でね。棘の眼、だったかな。
そういうタイトルの漫画あったんですよ。

内容はさ、恋人をひき逃げで殺された男が、犯人を追うって話なんですけど。
手がかりは、犯人の目のみ。人相はよく覚えていない。

冷酷で、悪意の篭った、棘のような眼。

それのみを手がかりで、必死で犯人を探すのですが、見つからない。

そんなある日、彼は街角で危険運転をしているドライバーを発見して。
そいつの目が、それであることに気づき。

自分も車に乗って追いかけるんですわ。

大切な恋人をひき殺したあの憎い犯人!絶対に罪を償わせてやる!!

そして、追跡の最中、老人を轢いてしまう。

そこで出た言葉「どうせ老い先短い老人だ!構うもんか!」

で、ふと、バックミラーを見ると。
自分が追い求めていた棘の眼をした自分がそこに居たという。

このオチが好きでしてね。
憎悪で行動し、最終的に憎んでいる存在と同じものになっていた、っていう。

……この捜査官にもそれと似たものを感じて、面白かったな。



今週の夜ノヤッターマンですが。

ヤッター十二神将なんだから、相棒のメカは十二支にして欲しかったな。
何で全員犬なんだよ。
(まぁそうすると、ゴロー将軍が使ってたメカが犬の時点で破綻してしまう気もしますけど。それでいけば順番的にドラゴンで無いとダメですもんね)



今週のラブライブ(再)ですが。

クジでミスるとは。
まったく使えねぇぶたたわけだな!

屋上ステージということで。
本来、ガッコの屋上は大人数を収容するための場所じゃないですから。

お客さんが来過ぎて、屋上のフェンスに登ってミューズのライブを見ようとして。

4~5人転落して死亡する展開を夢想したのですが。
(最悪すぎる)
そうならなくて良かったね!



今週の寄生獣ですが。

探偵の最期。

「人間が、人間の赤ん坊を殺すわけ無いだろうが」と、空笑いしつつ言ってたけどさ。
彼、多少アレで救われたと思うんだよね。

何でかってさ。
自分の妻子を殺したヤツが、血も涙も無いただの怪物で。
そんなヤツに、何も一矢報いることもできないで、ただ返り討ちで殺されてしまうなんて。

人間として、悔しすぎるもの。

愛情も何も無く、ただ本能と計算だけで生きているような化け物に。
そんなものに何もできずにただ殺されるなんて、悔しくて死んでも死に切れませんわ。
そこで、子供を庇って焦って探偵の命を奪う、って行動を取ったから。

相手がただの血も涙も無い化け物ではなく、ほんの少しだけど、人間に近いものを持ち合わせていた。
そっちの方が多少マシですよな。殺された、一矢報いられなかった、って点は変わらないけど。
人間が負けた、っていう風にはなりませんものね。