素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

平安ガロの感想。

2015年11月14日 12時22分29秒 | 日記
今週は今までで一番面白かったですわ。

平安の時代、身分の差で結ばれること叶わなかった一組の男女の話ですけどさ。

男の方が藤原氏か。
そりゃま、無理だよ。

星明が「世の中出来る事と出来ぬ事がある」って言ってたけどさ。
まさにその通りで。

藤原氏って、確か関白を出す家柄であり、皇后を出す家柄でもあったはず。
そんな家柄、「捨てる」って。

本人は自分の身分だ、捨てるも保つも俺の勝手だろ、ってな気分かもしれないですが。
藤原氏の面々からすれば「ふざけるな」の一言でしょうね。

例えばさ、高名な作家の絵を誰かが買ったとして。
それを「買った者の自由だ」とかいって、その誰かが焚き火の中に投げ込んだら。

その作家を高く評価している人間だったら「ちょっと待てよ。ふざけんな」って気になるはず。
そのあたりを予想してたんじゃないですかね。
小袖。

自分のために身分を捨てて、下賎の者になってしまったら、自分以上に悲惨な人生を歩むことになるかもしれない。

だから身を引いた。

でも、それでも。
好きな男との仲を引き裂いた「身分の差」というものに、どうしようもない怒りと恨みの火を確実に持ってて。
そのせいで、身分の差で屈辱的な目にあった際、とうとう爆発してしまう。

ゲートを開いてしまい、ホラーになっちゃう。

ここのところの悲しさがね。
放免にしてもらって、密偵みたいなことをし、男・藤原保輔と一緒に居なければ、こんな事態にならなかったのかもしれない。

最初から持ってない事より、一度得てから奪われる事の方が辛いよな。

で、そんな事情を察しつつ。
躊躇いを持ちつつも、ホラーと化した小袖を討った雷吼がカッコ良かったですわ。

事情はどうあれ、ホラーになってしまった者は狩らねばならない。
それが魔戒騎士の使命ですものな。

遊戯王の感想とちいさい奥さまの感想。

2015年11月13日 19時48分38秒 | 日記
今週の遊戯王アークファイブですが。

クロウ、良いこと言ってるなぁ。
自分の不幸を盾に、自分の道に外れた行為を正当化するな、と。

俺の受けた苦しみに比べれば、これぐらい何だ!!

虐げられると、そーゆー中韓的な自己正当化を図ってしまうのが人情かもしれませんが、それをキッパリ否定する。
かっこいいです。ですけど。

いかんせん、シンクロ次元はクズが多過ぎるから、彼一人まともなことを言っても、多分どーにもなんないでしょう。

悪貨は良貨を駆逐する、とかいいますよね。
簡単に言うと、バカの方が賢い人間より強いってことですが。

この状況で、いくら正しいことを叫んだとしても。
クズばっかだから誰にも聞いてもらえず、その声はかき消され。

最終的には「クロウは俺たちの敵だ!!」的なことを言われて、集団リンチで悲惨な最期を遂げそうな気がしますわ。
あいつらならやりかねない。



電撃4コマ227号の「ちいさい奥さま」感想。

ゲーマーなのに、酒呑みなのに。

その全てを放棄して、あかちゃん(山本光)の面倒を全力で見ている灯さんがかっこよかったです。
「寝れんです」「睡眠を取らせないという行為が拷問に使われるのが何でか分かった気がする」なんていいつつも、せっせとあかちゃんの面倒を見ている。

そんな状況だからゲームは無理。
なるたけ母乳で育てるつもりでいるから、酒も呑めない。

自分よりあかちゃんを優先してるんですな。

当たり前だろ?
いやいや。

クチでは簡単に言えるかもだけど、ジッサイにやるのは大変よ。
だからこそ、こういうのは褒めないとね。

褒めるといえば。

あかちゃんの性別で文句言わなかったダンナさんの山本さんも好感度高いですな。
(元々娘が欲しかっただけかもしれんけどさ)

産んでもらっておいて「男が良かった」だの「女が良かった」だの。
性別で文句言う男、たまーにいますしね。

そういうの、ブチのめしてやろうかと思うくらい、ムカつくわー。

注目株。

2015年11月12日 22時00分19秒 | 日記
チャンピオンで先週はじまったSF漫画「AIの遺電子」

かなり注目しています。
今週もなかなか面白かったね。ラストに救いがありましたし。

話を簡単に説明しますと。
人間に混じって、自我を持つ人工知能を搭載した人造人間が、人間と同等の権利を有して闊歩している世界が舞台で。
主人公はそんな世界で人造人間専門の医者をしてて、彼らの機械ゆえの悩みや苦しみに立ち会っていく。
そんな話ですな。

1話目は「人格のバックアップが何故違法なのか?」って話で。
そういう法律が作中であるんですな。

人造人間は自由に自分の身体のパーツを交換しても良いけど、頭だけは交換不可。
内容のバックアップを取ることも許さない。

そういう法律があるんですね。

何故そんな法律があるのか。
それについて、1話使って説明するわけですよ。

妻が頭を強打した際に、違法の「人格バックアップ」をやってしまった人造人間夫婦との対話の中で。

バックアップを取った際、夫婦はそのことについて深く考えてなかったんですけど。
トラブル(人格バックアップをした際、知能回路にウイルスが侵入。遠からず知能回路がダウンし、二度と再起動しない状態になる)が起きて。

いよいよバックアップの出番かな、というときに。

ハタと気づくわけですわ。

果たして知能回路のフォーマットを行った後、バックアップした人格を再インストールした自分は、前の自分と同じ自分なのか?
と。
結果、患者である妻はウイルスにやられて人工知能が停止するまで放置して欲しい、と主人公に願うわけです。

人格のバックアップを行うと、人造人間の生命の尊厳が失われてしまう。
いくらでもやり直しがきき、潰れてしまっても入れ直せばOK、なものに、何の尊厳があるんだろう?

そういう理由で、「人格のパックアップ禁止」という法律があるんだな、と。
1話読ませて読者を納得させる流れが面白かったですね。

(無論、犯罪の天才的才能を持った人格を持つ人工知能を、コピーして集団で犯罪されたらマズイだろ、ってのもあるわけですが)


で、2話目の話は人造人間の噺家で。
蕎麦を食う芸をちゃんとやれるようになるために、お腹の空く身体にしてくれ、と頼んでくる。
主人公が拒否すると、彼は主人公に見切りをつけてヤブ医者に頼んで望みを叶えるんですけど。

ヤブなんで、身体を改造せず、知能回路の満腹中枢を弄って誤魔化して、要望を叶えただけでして。
そのせいで、満腹状態で飢えに飢え、倒れてしまう。

で、自分に施された改造を知って「あぁ、自分には無理なんだ。満足に蕎麦も食べられない自分じゃ」と人間と人造人間の限界を感じて泣くんですけど。

それを聞いた師匠(人間)が「俺だって生まれつき蕎麦は食えないんだ。だから、美味そうに食ってる奴を参考にしている」と。
勝手に決め付けるな、限界を。

そういってるようで、グッときましたねぇ。

どういう結末を迎えるのかは気になる。

2015年11月11日 19時19分48秒 | 日記
FF11が今度のバージョンアップでシナリオが完結するらしいですの。

まぁ、私はすでに引退した身ですから、関係ないですけど。
一時期ダダハマリして遊んでた身ですから、気にはなりますね。

FF11、話と世界観が好きでしてね。私。
女神アルタナの零した涙から生まれた5つの種族が織り成す物語。

いわゆる人間そっくりの種族ヒューム、筋肉質なエルフと形容すべきエルヴァーン、小人のタルタル、足より腕の方が長く、ガッシリとした体型の有尾種族ガルカ、そして猫人間と形容するのがピッタリなミスラ。
彼らは、本来なら女神に祝福された世界を支える素晴らしい5つの種族になったはずなのですが。
それぞれ、女神アルタナと対立する男神プロマシアという邪神?に、5つの心の闇(無知、驕慢、怯懦、嫉妬、憎悪)を植えつけられ、敵である獣人種族(プロマシアが生み出した敵)たちと争うだけでなく、味方であるはずのアルタナの種族同士でもいがみ合い、争いあっているという。
そういう設定。

例えばヒュームは無知という心の闇があり、大局が見えず、目先の欲や個人的な感情でとんでもないことをしでかす種族的傾向を持ってて。

このせいで、最初のミッションのヤマで出てくるボス「闇王」を生み出してしまうのですわ。
この闇王、元々ガルカで。
あるガルカが目立ち、その発言力を増すのが面白くなかったあるヒュームが、あるプロジェクトで、たった数人で無人の土地に向かった際。
目撃者が居ないことをいいことに、目障りなそのガルカ野郎を消してしまおうとするわけです。

で、ジッサイ殺しかけるんですが。
とどめの一撃をくれてやろうとしたときに、脇から飛び出してきたそのガルカの恋人(ヒューム)がガルカを庇ったため、彼女をついうっかり殺ってしまう。

ガルカは平気で殺せるけど、ヒュームを殺す度胸はなかったそのヒュームは、恐ろしくなって逃げ出して。
自分ばかりか恋人まで手にかけられたそのガルカは、場所的要因(確か近場にFF恒例のアイテム・クリスタルが)、あと種族的要因(ガルカの心の闇は憎悪。恨み出すと憎悪が止められない、らしい)が重なって、ガルカから闇王へと転生を果たしてしまう。

種族の設定を上手く組み合わせたシナリオだなぁ、とやってて思ったですよ。

あとタルタルの心の闇は怯懦(戦わず逃げ回る)なので、タルタルの支配する土地では敵である獣人に確か貢物のようなものを差し出し、攻め滅ぼされるのを回避しようとしてたり。
タルタルだって魔力に優れている決して弱くない種族なんだから、本気で戦えば、そうやすやすと滅ぼされることなどないはずなのにね。戦うのが怖いから、そういう手段で安全を確保しようとしているわけです。
他の国は「やるならやるぞ」という姿勢なんですけどね。

そういう具合に、設定がしっかりしてて、ミッションのストーリーが面白かったから、グイグイハマッてしまったんですけどね。
やめちゃいました。

理由は何だと言いますと、単にネトゲであるFF11に少々疲れてしまったのと。
他に面白いオフラインゲームの方にハマったせいで、徐々にやるのが面倒になってしまったこと。

やめるとき、酷かったですよ。
持ち物、お金。

誰にも渡さないで、そのままプレイヤーIDを削除して、キャラクターを電子の海に葬り去りました。

いちおーね、暗黒騎士、召喚士、獣使い、青魔道士をレベル99まで上げたキャラクターだったんだけどね。
全く躊躇いなく消してしまいました。

そのくらい、やめるときには興味が失せてたんですな。
面白かったんですけども。

久々に別マガの漫画の感想を

2015年11月10日 19時29分35秒 | 日記
今月のトモダチゲームですけどさ。

主人公が提案したゲーム、負けた側が出した手に応じて罰ゲームで指を切断される「指切りジャンケン」

正直ね、左手でやるというのは予想ついたんですよ。
だって一言も「右手しか使わない」なんて言ってなかったから。

主人公、右手が傷ついて包帯グルグル巻きだから、俺はグーとパーしか出せない。
だから超有利だとか言ってたけど、そんなこと「ジャンケンというものはつい利き手でやってしまう可能性がある、これはデカイ」とかなんとか。
無限に言い訳は可能ですしの。何の保証にもならない。

あ、これは左手でやる気だ。
そこは読めた。

だからじゃんけんぽんの結果が、相手パー、こっち左手のチョキ、でこっちの勝ちになったとき。

ああやっぱり、と思ったんですが。
ここまでは予想通り。

その後の展開で大笑いさせてもらいました。

幼稚な言い訳だ、屁理屈だ、話が違うなどと言って、負けを認めないのなw
相手w

実に無様。

まぁ、負けを認める=指を切断されることを認めるだから、まともな神経してたらこうなるのは必然かもしれんけどw
(しかもパーで負けてるから、片手の指全部落とされる、ですし)

その後トモダチゲームの運営が現場に踏み込んできて、負けを認めず数の力で勝負の結果をひっくり返そうとした相手をグループごと制圧。

その後の展開がまた笑えた。

主人公、運営に拘束された相手にスゲェツラして「お前の指5本よこせよ」といい、ナイフをちらつかせ。
ビビリまくる相手に「身代わりを差し出せばそいつの指1本で勘弁してやる」

あぁ、こいつのリーダーの資格をぶっ壊すつもりなのね。

「グループで一番頭が良く」「度胸があり」「そして仲間を売らない」

この三つでリーダーやってるとか前回言ってたから。
簡単に騙されたことで「頭の悪さ」露呈。びびりまくることで「度胸の無さ」露呈。そして「仲間を売らせる」ことでチェックメイト。

狙いは読めたけど。面白いわw
主人公の狙い通り、嬉々として仲間を売り出す相手。

「俺の代わりに誰か指を詰めてくれよ」「1本だけでいいんだ。俺だと5本全部だ」とか。

なんという無様。
こんなヤツに誰もついてこないよなw

で、目出度くリーダーの座から転げ落ち、仲間を全て失って。
本人がそれをトモダチゲーム運営の女に指摘されるまで気づかないのも笑えたw