9日午前から運用を再開した成田空港では、航空機の利用者が次々と到着する一方、都心に向かうJRや京成電鉄が運転できない状況が続きました。 その後、9日夕方までには京成電鉄やバスの一部で運転が再開されましたが、到着客の増加に追いつかず成田空港会社によりますと、9日午後8時の時点でおよそ1万3000人が空港内に取り残されているということです。 空港会社では、一部は成田空港で夜を明かすとみられることから、これまでに水やクラッカーを合わせて1200セット配ったほか、寝袋の配布も検討しています。
台風15号による影響で広い範囲で停電が発生している千葉県で9日夕方以降、各地で電線から火花が出ている通報が消防に相次いでいて、東京電力は電気設備に塩分が付着したことによる「塩害」が原因の可能性もあるとみて調べています。