五輪選手名の商標申請が中国で相次ぐ…悪質な109件却下、日本選手名の申請も(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース
中国の商標局は19日、東京五輪で活躍した中国人選手の氏名などに関する商標登録申請のうち、109件を却下すると発表した。本人らの許可を得ていない悪質な申請だとみており、関係者を厳しく処分する方針だ。 【写真】台湾の離島「たった2日で砂浜が消えた」…中国船が採取
発表によると、却下対象は東京五輪の金メダル第1号となった射撃女子の楊倩(ヤンチエン)選手(21)や卓球女子シングルスを制した陳夢(チェンモン)選手(27)ら。氏名だけでなく、大会期間中に話題になった発言なども申請された。
中でも飛び込み女子の全紅嬋(チュエンホンチャン)選手(14)については、金メダルを獲得した今月5日から10日の間だけで氏名での申請が30件に上った。
7月28日にはスケートボードで金メダルを獲得した日本の堀米雄斗選手(22)の氏名で申請があったが、今回の109件には含まれていない。2016年には、卓球女子の伊藤美誠選手(20)の氏名で申請が出されたこともある。
中国オリンピック委員会も今回の事態を重くみており、18日付で「選手らには関係者の法的責任を追及する権利がある」と警告する声明を出した。